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きょう‐がい【境界】キヤウ‥🔗🔉

きょう‐がい境界キヤウ‥ ①〔仏〕 ㋐果報として各自が受ける境遇。今昔物語集1「道を成じて一切を度せば、我が―を超えてまさりなんとす」 ㋑感覚・思慮作用を起こす眼・耳・鼻・舌・身・意の六根の対象。方丈記「―なければ何につけてか破らん」 ②自分の勢力の及ぶ範囲内。分限。徒然草「己れが―にあらざる物をば争ふべからず」 ③この世での境遇。境涯。御伽草子、鉢かづき「みづから二十はたちの―まで定むる妻は未だなし」 ④身体。からだ。天草本平家物語「五尺の―置き所なし」

広辞苑 ページ 5105 での境界単語。