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くわ‐がた【鍬形】クハ‥🔗🔉

くわ‐がた鍬形クハ‥ ①(古代鍬の形に似ているからとも、慈姑くわい形の意ともいう)兜かぶとの前立物まえだてもの。古くは2本平行し、鎌倉の末から慈姑の葉のように末開きにして根を眉庇まびさしにつけた。金銅こんどうまたは煉革ねりかわでつくる。平家物語7「―打つたる甲かぶとの緒をしめ」→兜(図)。 ②鍬形金の略。太刀の頭および鐺こじりを鍬形1に似せてこしらえたもの。 ③紋所の名。鍬形1にかたどったもの。 ⇒くわがた‐いし【鍬形石】 ⇒くわがた‐そう【鍬形草】 ⇒くわがた‐の‐かぶと【鍬形の兜】 ⇒くわがた‐むし【鍬形虫】

広辞苑 ページ 5961 での鍬形単語。