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○嵐の前の静けさあらしのまえのしずけさ🔗🔉

○嵐の前の静けさあらしのまえのしずけさ 変事の起こる前の、一時の無気味な静穏さのたとえ。 ⇒あらし【嵐】 あらし‐の‐まくら嵐の枕】 嵐の吹く中で寝ること。新後撰和歌集「―夢にわかれて」 ⇒あらし【嵐】 あらしま‐かぜ暴風】 暴風ぼうふう。疾風。あからしまかぜ。 あらし‐まど嵐窓】 炭竈すみがまの後方の煙出し口。 ⇒あらし【嵐】 あら‐しめ新注連・新標】 新しいしめなわ。拾玉集2「―はへて種まきにけり」 あらし‐やま嵐山】 ①京都市西部にある山。桜・紅葉の名所。大堰おおい川に臨み、亀山・小倉山に対する。(歌枕) ②能。金春禅鳳作の神物。京都嵐山の桜の由来、吉野山の蔵王権現・木守の神・勝手の神の三神一体のことなどを脚色、世を祝福する。 あら‐しょうりょう新精霊‥シヤウリヤウ (→)新仏あらぼとけに同じ。 あら‐じょたい新所帯(→)「しんじょたい」に同じ。 あら‐じるあら汁】 魚類のあらを入れてつくった汁。 あら‐しろ荒代】 水田で、最初に行う代掻しろかきアラジンAladdin】 「アラビアン‐ナイト」中の一編「アラジンと魔法のランプ」の主人公。ランプの中に住む大男の魔人の力を借りて幸福になる。 あら・す荒らす】 〔他五〕 ①あれた状態にする。あれるにまかせる。万葉集20「佐保路をば―・しやしてむ」。「犬が庭を―・す」 ②ばらばらにくずす。傷つけそこねる。用明紀「朝庭みかど―・さずして、浄めつかへまつる」。「薬品が手を―・す」 ③他人の領域などを、侵し乱す。「留守宅を―・す」「なわばりを―・す」 あら・す産す】 〔他四〕 (ア(生)ルの他動詞形)お産みになる。允恭紀「大泊瀬天皇を―・します夕に」 あら‐ず非ず】 (感動詞的に)いや、そうではない。否。枕草子8「何事ぞ…と問はせ給ふ。―、車の入り侍らざりつることいひ侍りつる」 あら‐すいぎょう荒水行‥ギヤウ 修行者が寒中に水を浴びてする苦しい修行。 アラスカAlaska】 北アメリカ大陸北西部にあるアメリカ合衆国の州。アリューシャン列島を包含し、ベーリング海峡を隔ててロシアのチュコト半島と対する。面積151万平方キロメートル。州都ジュノー。1867年ロシアから買収。石油・金などの地下資源、木材、水産資源に恵まれる。北アメリカの最高峰マッキンリー山がある。→アメリカ合衆国(図)⇒アラスカ‐はんとう【アラスカ半島】 アラスカ‐はんとうアラスカ半島‥タウ アラスカ南西部に突出し、アリューシャン列島に続く狭長な半島。 ⇒アラスカ【Alaska】 あら‐すさ粗苆】 藁などを粗く刻んで壁土のつなぎにするもの。 あら‐すじ粗筋‥スヂ あらましの筋道。概略。特に、事件の経緯や書物・演劇などの内容のあらかたの筋道。梗概こうがい。「―を追う」 あら‐ずみ荒炭(→)堅炭かたずみに同じ。 あらず‐も‐がな ない方がよい。なくもがな。「―の前置き」 あらせいとう紫羅欄花(→)ストック6の和名。 あら‐ぜたい新世帯(→)「しんじょたい」に同じ。 あら‐せつ新節】 (新たな季節の意で、新年と同意)奄美諸島で、8月初めの丙ひのえの日に行われる収穫祭をいう。先祖の霊を招き、神酒・赤飯・新穀を供え、夜は八月踊りをする。 あら‐ぜに荒銭】 ①劇場で、日ごとの収入の金。あらせん。また一般に、日ごとに収入となる金。日銭ひぜに。 ②荒っぽくもうける金。 あらせ‐ら・れる有らせられる・在らせられる】 〔自下一〕 ①「居る」「在る」の尊敬語。 ②(体言に「で」の付いたものに接続して)「ある」の尊敬語。「御壮健で―・れる」→せられる あら‐そ粗麻】 粗製の苧麻まおあらそい争いアラソヒ あらそうこと。いさかい。喧嘩。「―に巻き込まれる」 ⇒あらそい‐ご【争碁】 ⇒争い果てての乳切木 あらそい‐ご争碁アラソヒ‥ ①重大な勝負をかける碁。拮抗きっこうしている相手との碁。 ②日本一の地位を争う碁。 ⇒あらそい【争い】

広辞苑 ページ 659 での○嵐の前の静けさ単語。