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ことごと‐く【悉く・尽く】🔗🔉

ことごと‐く悉く・尽く】 〔副〕 ①のこらず。すべて。みな。阿毘達磨雑集論平安初期点「一切世間、咸コトゴトクニ恭敬せらる」。「―失敗する」 ②全く。甚だ。狂言、秀句傘「今の秀句―聞事にこそ有れ」 ⇒悉く書を信ずれば則ち書無きに如かず ○悉く書を信ずれば則ち書無きに如かずことごとくしょをしんずればすなわちしょなきにしかず [孟子尽心下](「書」の原義は「書経」)いくら立派な書物でも、すべてが真理であるとは限らないから、その中にあることをすべて信ずるようならば、かえって書物を読まない方がよい。 ⇒ことごと‐く【悉く・尽く】

広辞苑 ページ 7295 での悉く単語。