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さお【竿・棹】サヲ🔗⭐🔉
さお【竿・棹】サヲ
①枝葉を取り去った竹の幹。「旗―」「物干し―」
②船を進めるのに用いる長い棒。水棹みさお。万葉集18「船に乗り川の瀬ごとに―さしのぼれ」
③秤竿はかりざおの略。→棹秤さおばかり。
④間竿けんざおの略。日葡辞書「サヲヲウツ」
⑤三味線の胴から上の、弦を張った長い部分。転じて、三味線。→三味線(図)。
⑥「つりざお」の略。
⑦卵塔・石灯籠などの柱状の部分。竿石さおいし。→石灯籠(図)。
⑧箪笥たんす・長持ながもちなどにさしてかつぐ棒。また、箪笥・長持などを数えるのに用いる語。「箪笥一―」
⑨真っ直ぐに長い物のたとえ。「雁が―になる」
⑩陰茎。
⑪旗を数えるのに用いる語。欽明紀「五色幡二―」
⑫羊羹ようかん・洲浜すはまなどの棹物菓子を数えるのに用いる語。
◇1は「竿」、2・5・8・12は「棹」と書くのがふつう。
⇒竿の先に鈴
広辞苑 ページ 7773 での【竿】単語。