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○児孫のために美田を買わずじそんのためにびでんをかわず🔗🔉

○児孫のために美田を買わずじそんのためにびでんをかわず (西郷隆盛の詩による)子孫のために財産を残すと、かえってよい結果にならないから、そうしない。 ⇒じ‐そん【児孫】 した】 ➊上部・表面から遠い部分。 ①裏。底。うち。表面の対。万葉集12「人言の繁かる時は吾妹子し衣きぬにありせば―に着ましを」。万葉集14「あすか川―濁れるを知らずして背ななと二人さ寝てくやしも」。日葡辞書「シタノハカマ」。「上着の―」 ②下方。上の対。万葉集1「吾背子は仮廬かりほ作らす草かやなくは小松が―の草を刈らさね」。日葡辞書「ウエシタ」。「橋の―」「パリの空の―」 ③こころ。こころの奥。内心。心底。万葉集12「隠沼こもりぬの―ゆ恋ひあまり白波のいちしろく出でぬ人の知るべく」 ④ひそか。内々。源氏物語絵合「おとどの―にすすめ給へるやうやあらむ」 ⑤目上の者の指導・庇護のもとにある事。源氏物語須磨「をさめ、みかはやうどまで、ありがたき御顧みの―なりつるを」 ➋事物の程度が低いこと。 ①他より地位・格式・能力などが低いこと。また、そのような位置・人。しも。浄瑠璃、国性爺合戦「猛き者は上に立ち弱き者は―につき」。「人物は彼より―だ」 ②年齢が若いこと。世間子息気質「未だ二十より―の三兄弟」。「彼には三つ―の弟がいる」 ➌前の対。 ①すぐ後。直後。浄瑠璃、太平記菊水之巻「物ないはせそ打殺せと下知の―よりむらがる大勢」。「言う―からぼろを出す」 ②使い古しの品物。おさがり。食べ残しのもの。日葡辞書「ヲシタヲタベウズ」 ➍後の対。現在より前。 ①さき。以前。倭名類聚鈔2「前夫、和名、之太乎」 ②前もってすること。準備。試み。竹取物語「守り戦ふべき―くみをしたりとも」。「―調べ」「―準備」 ➎買物の代金の一部に充てるために渡す品物。浮世風呂3「あれを―に遣つて、挿込みのある簪と取つ替へたがの」。「―取り」 ⇒下に居る ⇒下に下に ⇒下に出す ⇒下にも置かぬ した】 ①脊椎動物の口中に突出した器官。横紋筋から成る舌筋とこれを覆う粘膜とから成る。味覚・咀嚼そしゃく・嚥下えんげおよび発音などの作用を営む。べろ。万葉集4「百年ももとせに老おい―出でてよよむとも」 ②舌のような形のもの。「蛤の―」「笛の―」「鐙あぶみの―」 ③しゃべること。弁舌。天草本伊曾保物語「―はこれ禍の門なりと申す諺がござれば」。「なめらかな―」 ⇒舌が肥える ⇒舌がすべる ⇒舌が長い ⇒舌が伸びる ⇒舌が回る ⇒舌三寸に胸三寸 ⇒舌三寸の囀りに五尺の身を破る ⇒舌の根の乾かぬうち ⇒舌は禍の根 ⇒舌も引かぬ ⇒舌柔らかなり ⇒舌を食う ⇒舌を出す ⇒舌を鳴らす ⇒舌を二枚に使う ⇒舌を翻す ⇒舌を振るう ⇒舌を巻く した】 (舌の意)(→)リード(reed)に同じ。〈倭名類聚鈔4しだ】 (接尾語「しな」の古語)…の際。…する時。万葉集14「あが面おもの忘れむ―は国はふり嶺に立つ雲を見つつ偲はせ」 し‐だ羊歯・歯朶】 ①シダ植物の総称。特に、その無性世代(胞子体)。 ②シダ植物のうちシダ類と呼ばれる最も進化し、大形の葉をつける類の総称。種類が多く、世界に約1万種ある。茎は多く地中にあり、そこから葉と根を生ずる。葉は単葉または4〜5回羽状複葉。羊歯類。→羊歯植物。 ③特に、ウラジロをいう。〈[季]新年〉 しだ志太】 姓氏の一つ。 ⇒しだ‐やば【志太野坡】 しだ志田】 姓氏の一つ。 ⇒しだ‐とし【志田順】 じ‐た自他】 ①自分と他人。 ②これとあれ。保元物語(金刀比羅本)「―の記録に闇くらからず」 ③〔仏〕自力と他力。 ④自動詞と他動詞。 ⇒自他共に許す じ‐だ耳朶】 ①みみたぶ。 ②みみ。「―に残る」 ⇒耳朶に触れる した‐あおり下煽り‥アフリ 相場を下落させるために盛んに売りに出すこと。 した‐あご下顎】 下部のあご。おとがい。 ⇒下顎と上顎とのぶつかり放題

広辞苑 ページ 8705 での○児孫のために美田を買わず単語。