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○滴り積もりて淵となるしたたりつもりてふちとなる🔗🔉

○滴り積もりて淵となるしたたりつもりてふちとなる 微細なものでも多く集まれば大きなものになる。「塵も積もれば山となる」に同趣旨。 ⇒した‐たり【滴り・瀝】 した‐た・る滴る】 〔自五〕 (「下垂る」の意。古くはシタダル) ①水などがしずくとなって垂れ落ちる。〈新撰字鏡6〉。今昔物語集3「其の峒ほら常に潤うるひ…水―・り」。「額から汗が―・る」 ②美しさやみずみずしさがあふれるほどである。「緑―・る候」 した‐たる・い舌たるい】 〔形〕[文]したたる・し(ク) ①物の言い方がなまめき甘えたさまである。「したるし」「したったるい」とも。好色五人女1「―・き独言ひとりごといふこそおかしけれ」 ②しつこく好意を示すさまである。歌舞伎、幼稚子敵討おさなごのかたきうち「大抵―・いお人じやない」 し‐たつ四達】 道路が四方に通ずること。四通。 し‐たつ紫闥】 (「紫」は天帝の座、「闥」は門の内の意)禁門。禁中。 した・つ滴つ】 〔他下二〕 したたらせる。そそぐ。太平記20「油を―・つるが如し」 し‐た・つ仕立つ】 [一]〔他四〕 「したてる」に同じ。枕草子90「皆装束―・ちて」 [二]〔他下二〕 ⇒したてる(下一) じ‐たつ示達】 上位者から下位者へ命令・通知を文書で示し達すること。官庁から国民へ文書で知らせること。また、その通知。 した‐つ‐いわね下つ磐根‥イハ‥ (→)「底つ磐根」に同じ。 した‐づかい下使‥ヅカヒ 雑用をすること。また、その人。浄瑠璃、孕常盤「検使には難波の二郎経遠、―の下部」 した‐づかさ下司】 ①地位の低い官吏。げし。げす。 ②部下の官吏。したやく。 した‐つき舌つき】 舌がもたついて、物言いのはっきりしないこと。したたらず。源氏物語槿「こわづかひの、さすがに―にて、うちざれむとはなほ思へり」 した‐づくえ下机】 机の下に更に据える机。源氏物語絵合「沈の箱に浅香せんこうの―」 した‐つ‐くに下つ国】 「よみのくに」に同じ。祝詞、鎮火祭「吾は―を知らさむ」→黄泉よみ した‐づくり下作り(→)「したごしらえ」に同じ。 した‐づくろい下繕い‥ヅクロヒ 本繕いの前にする繕い。 した‐つけ下付】 (シタヅケとも)書状で、謙遜の意を表し、署名の下に付ける語。上・謹状・再拝・九拝などの類。 じだつ‐コンバイン自脱コンバイン】 自動脱穀機と刈取り機を組み合わせた稲・麦の刈取脱穀機。日本で開発。自脱型コンバイン。 した‐つづみ舌鼓】 食物を賞美する時などに、舌を鳴らすこと。「―を打つ」→舌打ち した‐づつみ舌鼓】 シタツヅミの転。 したっ‐ぱ下っ端】 地位の低い者をあなどっていう語。「―役人」 したっ‐ぱら下っ腹】 下腹したはらを強めていう語。「―に力を入れる」 した‐つぼね下局】 女官の住むつぼね。↔上局うえつぼね した‐づみ下積み】 ①他の物の下に積むこと。また、下に積んだ物。↔上積み。 ②船の重心を下げて安定をよくするために船底に積む重い貨物。バラスト。底荷そこに。 ③人の下に使われていて出世のできないこと。才能・能力が認められず、人の目につく活躍のできないこと。また、その人。「―の生活」 した‐つ‐みち下つ道】 地下を掘って作った道。地下道。雄略紀「険を鑿うがちて地道したつみちを為つくりて」 した‐つゆ下露】 山かげ・木の下などの露。木からしたたった露。源氏物語野分「―になびかましかば女郎花あらき風にはしをれざらまし」 し‐たて仕立て】 ①工夫してこしらえること。故意に作りあげること。 ②ととのえること。用意すること。「特別―の列車」 ③裁ち縫うこと。裁縫。「―屋」「―のよい服」 ④教えこむこと。しこみ。 ⑤身なり。扮装。風姿花伝「―見苦しければ更に見所なし」 ⇒したて‐あがり【仕立上り】 ⇒したて‐おろし【仕立下ろし】 ⇒したて‐がお【仕立て顔】 ⇒したて‐ぎわ【仕立て際】 ⇒したて‐ぐち【仕立口】 ⇒したて‐けん【仕立て券】 ⇒したて‐なおし【仕立て直し】 ⇒したて‐もの【仕立物】 ⇒したて‐や【仕立屋】 した‐て下手】 ①下の方(の場所)。しもて。したで。 ②他より低い地位。また、その地位にある人。特に、囲碁・将棋などで、段位の低い方の者。「―を持つ」 ③相撲で、四つに組んだとき相手の差し手の下からまわしを取ること。また、その手。 ④犬追物いぬおうもので、自分の馬の後に立った射手。 ↔上手うわて⇒したて‐だしなげ【下手出し投げ】 ⇒したて‐なげ【下手投げ】 ⇒したて‐ひねり【下手捻り】 ⇒したて‐まわし【下手回し】 ⇒下手に付く ⇒下手に出る したて‐あがり仕立上り】 ①仕立てのできあがること。 ②衣服を新調して間のないこと。 ⇒し‐たて【仕立て】 したて‐あ・げる仕立て上げる】 〔他下一〕 ①仕立てて作り上げる。「着物を―・げる」「跡取りに―・げる」「一編の劇に―・げる」 ②そうでないものを、いかにもそれらしくよそおい作る。「犯人に―・げられる」 したて‐おろし仕立下ろし】 新調したばかりの衣服を着用すること。また、その衣服。「―の背広」 ⇒し‐たて【仕立て】 したて‐がお仕立て顔‥ガホ 特につくろったような顔つき。わざとらしい顔つき。 ⇒し‐たて【仕立て】 したて‐ぎわ仕立て際‥ギハ ①仕立てあがる、そのまぎわ。 ②仕立ての手際てぎわ。仕立てのできばえ。 ⇒し‐たて【仕立て】 したて‐ぐち仕立口】 裁縫のできばえ。衣服のつくり方。 ⇒し‐たて【仕立て】 したて‐けん仕立て券】 それと引き換えに服の仕立てができる券。多く、布地を贈る際に仕立て代の代りに添えて贈る。 ⇒し‐たて【仕立て】 した‐てだい下手代】 地位の低い手代。 したて‐だしなげ下手出し投げ】 相撲の手の一つ。下手で相手のまわしを引き、体を開きながら引きずるように倒すもの。引きずり投げ。 ⇒した‐て【下手】 したて‐なおし仕立て直し‥ナホシ 古くなった衣服をほどいて、その布で新たにつくりかえること。また、その衣服。リフォーム。 ⇒し‐たて【仕立て】 したて‐なげ下手投げ】 ①相撲の手の一つ。下手で相手のまわしをとり、投げて倒すもの。 ②アンダー‐スローの訳語。 ↔上手投げ。 ⇒した‐て【下手】

広辞苑 ページ 8733 での○滴り積もりて淵となる単語。