複数辞典一括検索+
い‐かい【位階】ヰ‥🔗⭐🔉
い‐かい【位階】ヰ‥
(地位・身分の序列・等級の意)
①古代、朝廷の官人の地位・序列を示す身分標識。603年の冠位十二階に始まり、次第に細分され、大宝・養老の官位令で親王・内親王の四階(一品いっぽん〜四品)、諸王の十四階(正一位〜従五位下)、諸臣の三十階(正一位〜少初位下)に整備。姓かばねと異なって個人に授与され、功労によって昇進、その位階に相当する官職に任じた。→官位相当。
位階(大宝令・養老令)
②栄典の一種。国家に勲功・功績ある者に与えられる位。文位に対する武位で十二等の勲位がある。明治憲法下では十六階(正・従に分けて一位から八位まで)と八等、新憲法後は死没者に対する追賜・昇叙と生存者叙勲がある。
⇒いかい‐せい【位階制】

広辞苑 ページ 904 での【位階】単語。