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ば(音節)🔗⭐🔉
ば
「は」の濁音。両唇を合わせて破裂させる有声子音〔b〕と、母音〔a〕との結合した音節。〔ba〕
ば【場】🔗⭐🔉
ば【場】
(「には(庭)」の転)
①物事の行われる広いところ。場所。伊勢物語「右近の馬―」。太平記7「見物・相撲の―の如く打ち囲んで」。日葡辞書「バヲトル、即ち、トコロヲフサグ」
②物事の行われる時機・局面。ばあい。「―をわきまえる」「―数かず」「―馴れ」
③特に、戦場をいう。仕場しば。江源武鑑17「一日のうち両度―を踏まへたると進藤自讃申したるは、此の合戦なり」
④演劇で、ある幕のうち、舞台装置の変換が行われず、同じ場面で終始し一区切りとなる部分。
⑤取引所内の売買取引を行う場所、すなわち取引所立会場。「―が立つ」
⑥〔理〕(field)空間の各点ごとにある物理量Aが与えられている時、Aの場が存在するといい、Aを場の量という。力の場、速度の場、電磁場、重力場の類。
⑦〔心〕心的過程や社会現象の生起する状況を全体構造としてとらえ、動的な過程としてそれを記述または説明するための用語。「視覚の―」
ば【婆】🔗⭐🔉
ば【婆】
①年をとった女。ばば。
②梵語の音訳字。「―羅門」
ば(助詞)🔗⭐🔉
ば
〔助詞〕
➊(接続助詞)古語では未然形・已然形に接続し、現代語では仮定形に接続する。前の活用語の表す内容を後の語句につなげる働きをする。
①文語で未然形に接続し、仮定の順接条件を示す。口語では仮定形に接続する。「仮定形+ば」は「已然形+ば」と同じ語形だが、已然形のもつ確定の意味を表さなくなったもの。…なら。万葉集1「飛ぶ鳥の明日香里を置きて去な―君があたりは見えずかもあらむ」。源氏物語桐壺「若宮など生ひいで給は―、さるべきついでもありなむ」。「海が穏やかなら―揺れまい」「天気がよけれ―出かけよう」
②文語で已然形に接続する。確定条件を示す。
㋐ある事の起こった場合を示す。…したら。…したところ。万葉集8「野の上の方に行きしか―うぐひす鳴きつ」。源氏物語明石「その浜を見れ―、播磨の国明石の浜なりけり」。天草本平家物語「恐ろしながらのぞいてみれ―、わが主の宮でござつた」
㋑前の事の生じた結果、後の事の生ずる意味を表す。順接条件で、理由・原因を示す。…ので。…から。万葉集8「近けども渡るすべなし秋にしあらね―」。源氏物語桐壺「事に触れて数知らず苦しき事のみまされ―いといたう思ひわびたるを」
㋒その条件の下にいつもある事柄の起こることを示す。口語では仮定形に接続する。…すると。万葉集5「父母を見れ―尊し妻子見れ―めぐしうつくし」。「雨が降れ―あの道はぬかる」
㋓(打消の文脈で用い)前の事の起こらない状態で後の事の起こることを示す。逆接の意味になる。…のに。万葉集4「見奉りていまだ時だに変らね―年月のごと思ほゆる君」。万葉集10「もみち葉に置く白露の色にはも出でじと思へ―言の繁けく」。古今和歌集秋「天の河浅瀬白浪たどりつつ渡り果てね―明けぞしにける」
㋔(㋓より転じ、「動詞連用形+も果てねば」の形で)前の事が起こるとすぐに後の事が起こることを示す。…するとすぐ。…や否や。平家物語9「…と宣ひも果てね―、六弥太後よりよて、薩摩守の頸を討つ」
③口語の仮定形に接続して、同趣の事柄を並べる。歌舞伎、当龝八幡祭できあきやわたまつり「親もなけれ―兄弟もない」。「歌も歌え―ピアノも弾く」
④形容詞型活用の語尾「く」、打消の「ず」などに付いた係助詞の「は」を、室町時代以降、接続助詞と解したもの。仮定条件を表す。「は」の連濁として係助詞と解する説もある。浄瑠璃、心中天の網島「それ程名残おしく―誓紙書かぬがよいわいの」。浄瑠璃、菅原伝授手習鑑「腰が抜けてえ立たず―引ずり出さん」。「雉も鳴かず―打たれまい」
➋(係助詞)事物を区別する意の助詞「は」が、形容詞型活用の語尾「く」、打消の「ず」、助詞「に」「を」などの後で、連濁したもの。万葉集1「冬ごもり春さりくれば…黄葉もみちを―とりてそしのふ」→ば➊4
バー【bar】🔗⭐🔉
バー【bar】
①棒。横木。スポーツで、高跳びの横木やゴールポストの横木など。
②カウンターのある洋風酒場。居酒屋。木下杢太郎、食後の唄「河沿ひの酒舗ばあに入りて、われは静かに青きペパミントの酒を啜りて」
③飲食物を、客が好みに応じて自由に選べるように並べたコーナー。「ドリンク‐―」
バー🔗⭐🔉
バー
(burr drill)小さい刃先で高速回転するドリル。とくに歯科医が歯を切削するのに用いるドリル。バー‐ドリル。
🄰VAR🔗⭐🔉
VAR(バー)
[value-added reseller]付加価値再販業者.
広辞苑に「ば」で完全一致するの検索結果 1-7。