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いち‐かた【一方・都方】🔗🔉

いち‐かた一方・都方】 当道座内の琵琶法師の一系譜。鎌倉末期の如一を祖とし、その門人覚一(1300?〜1371)によって大成したとされるが、中世京都の東の市の琵琶法師座が起源、とする説が有力。名乗なのりの末尾に「一」(「都」「市」とも書く)を付す。八坂やさか方に対する。一方流。→一名いちな

いっ‐ぽう【一方】‥パウ🔗🔉

いっ‐ぽう一方‥パウ ①一つの方面。ある方向。 ②両者のうちの片一方。片方。「―の肩を持つ」 ③専念すること。一途いちず。かたよること。「下がる―」「かせぐ―の人」 ④衝重ついがさねの前方1カ所のみに刳形くりかたのあるもの。 ⑤(接続詞的に)ところでもう一つの側では。別の面からみると。「―、違った見方もある」 ⇒いっぽう‐ぐち【一方口】 ⇒いっぽう‐こうい【一方行為】 ⇒いっぽう‐つうこう【一方通行】 ⇒いっぽう‐てき【一方的】

ひと‐かた【一方】🔗🔉

ひと‐かた一方】 ①一つの方向。いっぽう。夫木和歌抄11「―そよぐ風の下荻」 ②二人または大勢ある中の一人。蜻蛉日記「このいま―の出で入りするを」 ③ひととおり。源氏物語須磨「―にやはものは悲しき」 ④「一人」の尊敬語。「お―様」 ⇒ひとかた‐ならず【一方ならず】 ⇒ひとかた‐ひとかた【一方一方】

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