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かり【仮】🔗🔉

かり】 ①暫時それと決めること。永久でないこと。まにあわせ。かりそめ。源氏物語帚木「端つ方の御座おましに―なるやうにて大殿籠れば」。「―橋」「―免許」 ②真正のものでないこと。にせ。いつわり。太平記37「身に羅綺を帯びたるは、皆―なる嬋娟せんけんにて真の美質に非ず」。「―の姿」

け【仮】🔗🔉

】 (呉音)〔仏〕一切存在は実体性をもたず、現象としてのみ存在していること。仮有けう→仮諦けたい

[漢]仮🔗🔉

 字形  筆順 〔人(亻・)部4画/6画/教育/1830・323E〕 [假] 字形 〔人(亻・)部9画/11画/4881・5071〕 〔音〕(漢) (呉) 〔訓〕かり [意味] ①かり(の)。みせかけ。実体がない。本物でない。一時の間に合わせ。(対)真。「仮面・仮病けびょう・仮泊・虚仮こけ」 ②かりに(…する)。「仮令けりょう」 ㋐借りる。「仮託・仮借かしゃ」 ㋑貸す。かりに与える。「仮すに時を以もってす」 ③ゆるめる。ゆるす。「仮借かしゃく」 ④ひま。いとま。休日。(同)暇。「仮寧けにょう」 [解字] 形声。「人」+音符「」(=かぶる)。顔にかぶりものをした人の意。は異体字。 [難読] 仮令たとい・仮設たとい・仮初かりそめ・仮字かな・仮庵かりほ

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