しょく【卓】 (唐音) ①仏前に置いて香華を供えるのに用いる机。上卓・前卓・向卓・脇卓などがある。太平記35「―の上に立たりける位牌の裏に」 ②香の名。 ③卓香炉_{しょくごうろ}の略。

たく【卓】 つくえ。テーブル。→しょく（卓）

卓　字形 　筆順 〔十部6画／8画／常用／3478・426E〕 〔音〕タク(漢) 〔訓〕すぐれる　(名)たか・まさる [意味] ①ひときわ高く目立つ。ぬきんでる。すぐれている。「卓立・卓越・卓識・卓見・超卓」 ②食物などを置く台。テーブル。「卓上・卓球・食卓・円卓・教卓」▶仏供_ぶっく用のものは「ショク」とよむ。中国では、②には「」の字を用いる。 [解字] 会意。「人」＋「早」。ひときわ早く目につく人の意。［］は異体字。

卓　〔卜部6画〕 ⇒十部