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きょう【境】キヤウ🔗🔉

きょうキヤウ (呉音。漢音はケイ) ①さかい。くぎりめ。 ②ところ。地域。 ③おかれた状態。ありさま。「無我の―」 ④〔仏〕認識作用の対象。または広く認識・価値判断の対象。六境(色・声しょう・香・味・触・法)。

さか【境】🔗🔉

さか】 さかい。区画。複合語として用いる。万葉集9「海うな―を過ぎて漕ぎゆくに」

さかい【境・界】サカヒ🔗🔉

さかい境・界サカヒ (サカフの連用形から) ①土地のくぎり。しきり。境界。土佐日記「国の―の内はとて見送りに来る人あまたが中に」。「―をする」 ②物事のわかれ目。際きわ。源氏物語若菜上「今なんこの世の―を心やすく行き離るべき」。「生死の―」 ③境界のうち。地域。範囲。源氏物語明石「住吉の神近き―をしづめ守り給ふ」 ④境地。境遇。平家物語1「年のわかきをたのむべきにあらず、老少不定の―なり」 ⇒さかい‐あらそい【境争い】 ⇒さかい‐ぎ【境木】 ⇒さかい‐め【境目】 ⇒さかい‐もめ【境揉め】 ⇒さかい‐ろん【境論】 ⇒さかい‐わだん【境和談】

[漢]境🔗🔉

 字形  筆順 〔土部11画/14画/教育/2213・362D〕 〔音〕キョウ〈キャウ〉(呉) ケイ(漢) 〔訓〕さかい [意味] ①土地のくぎり。さかい。「境界・境内けいだい・国境・越境」 ②しきられた地域。場所。「辺境・秘境・環境」。身のおきどころ。(おかれた)状態。「無我の境」「境地・心境・老境」 ③〔仏〕知覚の対象となる世界。外界の事物。「色境・境界きょうがい」 [解字] 形声。「土」+音符「竟」(=さかい)。土地のさかいの意。誤って「槞」と書く。 [下ツキ 異境・越境・佳境・画境・環境・逆境・窮境・苦境・国境・至境・詩境・順境・進境・心境・絶境・仙境・悲境・秘境・辺境・魔境・夢境・霊境・老境

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