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しゅう【宗】🔗🔉

しゅう】 (慣用音) ①おおもと。主として尊ぶべきこと。信奉する教義。「―とする」 ②教義によって組織された団体。 ③〔仏〕経典の根本思想。 ④〔仏〕因明いんみょうの術語で、論理学の結論に相当するもの。 →そう(宗)

そう【宗】🔗🔉

そう】 ①みたまや。転じて、もと。おおもと。祖先。 ②最もすぐれた人。祖に次いで有徳の人。 →しゅう(宗)

そう【宗】(姓氏)🔗🔉

そう】 姓氏の一つ。もと対馬国衙こくがの在庁官人惟宗氏。室町時代、対馬の守護。近世、対馬藩主。朝鮮との交渉・貿易に特権的な地位を保ち、近世、朝鮮通信使の受入れにも当たる。 ⇒そう‐すけくに【宗助国】

むね【宗・旨】🔗🔉

むね宗・旨】 ①主とすること。中心とすること。また、そのもの。栄華物語根合「歌を―としたる事に、など悪きものに書かすべき」。「質素を―とする」 ②《旨》事のおもむき。趣意。三蔵法師伝延久点「其の有らゆる深き致ムネ、亦一に十を斯に尽しつ」。源氏物語「方等経の中におほかれど、いひもてゆけば一つ―にありて」。「その―お伝え下さい」

[漢]宗🔗🔉

 字形  筆順 〔宀部5画/8画/教育/2901・3D21〕 〔音〕ソウ(漢) シュウ(慣) 〔訓〕むね (名)とき・たかし [意味] [一]ソウ ①おおもと。中心となる人。物事の中心。むね。「宗家・宗匠・大宗」 ②(第二代以下の)先祖。「祖宗・皇宗」 ③(むねとして)たっとぶ。同じ先祖をまつる。「宗族」 ④第一人者。大家。「詩宗・儒宗」 [二]シュウおおもととしてたっとび信仰する(集まり)。「宗教・禅宗・天台宗・宗派」 [解字] 会意。「宀」(=やね)+「示」(=祭壇)。一族の中心となる祖先のみたまやの意。転じて、おおもとの意。 [下ツキ 改宗・皇宗・詞宗・詩宗・邪宗・真宗・禅宗・祖宗・大宗・南宗画・八宗・密宗・孟宗・律宗

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