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はた【機】🔗🔉

はた】 ①織物をつくる手動の機械。織機しょっき。万葉集7「未通女おとめらが織る―の上を」。「―の音」 ②(「服」と書く)機はたで織った布。古事記「わが王おおきみの織ろす―」

ふく【服】🔗🔉

ふく】 ①身につけるもの。きもの。今昔物語集5「草を以て―とし、菓このみを拾ひて食じきとせり」。「―を着る」 ②(和服を着物というのに対して)洋服の略。 ③薬・煙草・茶をのむ回数を表す語。「一服いっぷく入れる」 →ぶく(服)

ぶく【服】🔗🔉

ぶく】 (呉音) ①喪服もふく。服衣ぶくえ。源氏物語藤袴「御―も、この月には脱がせ給ふべきを」 ②喪にこもること。また、その期間。喪中。忌服。後撰和歌集哀傷「法皇の御―なりける時」 →ふく(服)

[漢]服🔗🔉

 字形  筆順 〔月(月・月)部4画/8画/教育/4194・497E〕 [] 字形 〔月(月・月)部4画/8画〕 〔音〕フク(漢) ブク(呉) [意味] ①身につけるきもの。「衣服・洋服・礼服・服飾・服装・作業服」 ②身につける。おびる。「服佩ふくはい・着服」。心に受けとめる。「服膺ふくよう」 ③(受け入れて)したがう。「命令に服する」「罪に服する」 ㋐つとめに従事する。「服役ふくえき・服務」 ㋑もっともだと感じ入って心から従う。「心服・感服・敬服」 ㋒つき従う。従える。(同)伏。「屈服・降服・服属・圧服」 ④喪でこもる。「喪に服する」「服忌ぶっき」▶古くは、喪服(を着る)の意。「御服おおんぶく脱ぎて」〔古今集〕 ⑤薬や茶をのむ。「茶を服ぶくする」「服用・服毒・頓服とんぷく・内服薬」 ⑥薬・茶・タバコをのむ回数、薬の一回分の飲用量を数える語。「食後の一服」「毒を一服盛る」 [解字] 形声。右半部が音符で、ぴたりとつける意。「月」(=舟)を加えて、舟べりにぴたりとつける板の意、転じて、身にぴたりとつける(きもの)の意。 [下ツキ 圧服・一服・威服・畏服・衣服・悦服・燕尾服・官服・感服・帰服・忌服・軽服・屈服・軍服・敬服・元服・降服・克服・呉服・祭服・斎服・式服・私服・時服・慴服・承服・除服・信服・心服・臣服・推服・制服・征服・僧服・粗服・着服・道服・頓服・内服・反服・被服・不服・平服・便服・冕服・法服・紋服・洋服・略服・礼服・和服・喪服もふく [難読] 服部はとりべ・はっとり

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