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しき【職】🔗🔉

しき】 (呉音) ①律令制の官庁の一種。中宮職・春宮とうぐう職・大膳職・左右京職・摂津職・修理しゅり職などがあった。長官は大夫。枕草子49「―の御曹司」 ②平安中期以降、荘園の各種荘官の有した権利。土地用益権など。 →しょく(職)

しょく【職】🔗🔉

しょく】 ①担当の務め。また、その地位。徒然草「大きなる―をも辞し」。「―を奉ずる」 ②生計のための仕事。いとなみ。「―を探す」 ③身につけた技能。「手に―を持っている」 →しき(職)

そく【職】🔗🔉

そく】 (ショクの直音化)官職。職務。つかさ。源氏物語澪標「さやうの事繁き―には堪へずなむ」

[漢]職🔗🔉

 字形  筆順 〔耳部12画/18画/教育/3106・3F26〕 〔音〕ショク(漢) シキ(呉) ソク(慣) 〔訓〕(名)もと・より [意味] ①つとめ。担当する役目。「職を追われる」「職務・職責・職分田しきぶんでん・官職・役職・辞職・管理職」 ②生計のための仕事(をする技能)。「手に職をつける」「職人・職業・内職」 ③令制の役所の名。「中宮職・東宮職・修理職・大膳だいぜん職」▶古く「シキ」とよんだが、明治以後の官制では「ショク」。 ④シキ荘園制で荘官の職務に付随する権益。「領家職・地頭職」 ⑤もっぱら。主として。もとより。「職として…に由る」(もっぱら…にもとづく) [解字] 形声。「耳」+音符「」(=識)。耳できいて識別する意、転じて、聞いてよくわきまえている仕事の意。は異体字。 [下ツキ 汚職・解職・家職・官職・閑職・休職・求職・教職・劇職・激職・兼職・顕職・現職・公職・降職・曠職・在職・座職・辞職・失職・就職・重職・住職・殉職・小職・神職・聖職・僧職・退職・停職・定職・適職・天職・当職・同職・瀆職・内職・非職・復職・奉職・補職・本職・無職・免職・役職・有職ゆうそく・要職・離職

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