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あおき‐まさる【青木正児】アヲ‥🔗🔉

あおき‐まさる青木正児アヲ‥ 中国文学者。山口県生れ。京大卒業後、北京留学。東北大・京大などで中国文学を講じ、書画・飲食・風俗に関する滋味溢れる随筆を著述。著「支那近世戯曲史」「中華名物考」「琴棊書画」「華国風味」など。(1887〜1964) ⇒あおき【青木】

あおき‐みや【青き宮】アヲキ‥🔗🔉

あおき‐みや青き宮アヲキ‥ (「青宮せいきゅう」の訓読)皇太子。東宮。

あおぎ・みる【仰ぎ見る】アフギ‥🔗🔉

あおぎ・みる仰ぎ見るアフギ‥ 〔他上一〕 ①上の方に顔を向けて見る。「―・みる富士の嶺」 ②上位の者として敬う。「師と―・みる」

あおき‐もくべい【青木木米】アヲ‥🔗🔉

あおき‐もくべい青木木米アヲ‥ 江戸後期、京都の陶工。通称、木屋佐兵衛。奥田穎川えいせんに陶法を学び、粟田口に開窯。染付・青磁・交趾写コーチうつし・南蛮写などの煎茶器を主とした。また、金沢に春日山かすがやま窯を開く。清代の「陶説」を翻刻。画家としても名高い。(1767〜1833) ⇒あおき【青木】

あお‐ぎり【青桐・梧桐】アヲ‥🔗🔉

あお‐ぎり青桐・梧桐アヲ‥ アオギリ科の落葉高木。中国南部原産。樹皮は緑色。葉は大きく、3〜5裂、長柄。夏、黄白色5弁の小花を群生。果実は熟すと舟形の5片に割れ、各片に小球状の種子が載る。庭木・街路樹にし、材を建具・家具・楽器などとする。蒼梧。碧梧。〈[季]夏〉

あおき‐ろすい【青木鷺水】アヲ‥🔗🔉

あおき‐ろすい青木鷺水アヲ‥ 江戸中期の俳人・浮世草子作者。京都の人。著「誹林良材集」「御伽百物語」。(1658〜1733) ⇒あおき【青木】 ○青きを踏むあおきをふむ 萌え出た青草を踏んで野山を歩く。〈[季]春〉 ⇒あお・い【青い・蒼い】

あお‐きん【青金】アヲ‥🔗🔉

あお‐きん青金アヲ‥ 銀を20パーセントほど含んだ金銀合金。銀含量が増えるにつれて青緑色、さらに銀白色となる。工芸品・装身具などに用いる。

あお・ぐ【仰ぐ】アフグ🔗🔉

あお・ぐ仰ぐアフグ 〔他五〕 ①上を向く。万葉集2「ひさかたの天あめ見るごとく―・ぎ見し」。「天を―・ぐ」 ②尊敬する。うやまう。源氏物語若菜上「いとかしこき末の世の儲もうけの君と、天の下の頼み所に―・ぎ聞えさするを」。「師と―・ぐ」 ③長上としていただく。「会長に―・ぐ」 ④教えや命令・援助などを請う。求める。平家物語2「権現ごんげんの徳を―・がずんば」。「指示を―・ぐ」「寄付を―・ぐ」「原料を外国に―・ぐ」 ⑤上を向いて飲む。一気に飲む。「毒を―・ぐ」 ⇒仰いで天に愧じず、俯して地にじず

広辞苑 ページ 100