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す‐あがり【素上り】🔗🔉

す‐あがり素上り】 遊郭で、引手茶屋を通さずに、直接に妓楼にあがること。

す‐あげ【素揚げ】🔗🔉

す‐あげ素揚げ】 材料に衣をつけずに油で揚げること。また、揚げたもの。

す‐あし【素足】🔗🔉

す‐あし素足】 ①履物をはかない足。三蔵法師伝永久点「衣、帯するに及ばず、跣スアシにして走る」。「―で飛び出す」 ②足袋や靴下をはかない足。はだし。浄瑠璃、山崎与次兵衛寿の門松「雪間に―」。「―に下駄をつっかける」

す‐あたま【素頭】🔗🔉

す‐あたま素頭】 笠も頭巾もかぶらない、むき出しの頭。

す‐あな【巣穴】🔗🔉

す‐あな巣穴】 獣・虫などが巣としている穴。

す‐あま【素甘】🔗🔉

す‐あま素甘】 (スハマ(洲浜)の転)菓子の名。 ㋐(→)「すはま」4に同じ。 ㋑糝粉しんこを湯で練って蒸し、白砂糖を混ぜ、再び蒸して作る餅菓子。多く、粗めのすだれで巻いて形をつけ、適宜小口から切って仕上げる。

スアレス【Francisco Suárez】🔗🔉

スアレスFrancisco Suárez】 スペインのイエズス会士・神学者・法哲学者。自然法と諸国家の法とを区別した国際法学の創始者の一人。また、その形而上学的著作はデカルトなど後世に影響。(1548〜1617)

す‐あわせ【素袷】‥アハセ🔗🔉

す‐あわせ素袷‥アハセ 襦袢ジバンを着ないで、素肌に袷を着ること。

ず‐あん【図案】ヅ‥🔗🔉

ず‐あん図案ヅ‥ ①模様。装飾。「―化」 ②工芸品または一般工作物の製作にあたり、その用途・材質・製作法・形状・模様・色彩・配置・照明などの面から計画し設計すること。→デザイン

すい【水】🔗🔉

すい】 ①五行ごぎょうの第5。時季では冬、方位では北、十干では壬・癸に当てる。五星では水星。 ②仏教で、四大の一つ。 ③水素の略。 ④水曜の略。 ⑤「こおりすい(氷水)」の略。みぞれ。 ⑥漢方で、気が体内で液化し、無色の体液となったもの。→気血水

すい【粋】🔗🔉

すい】 ①すぐれたもの。「―を集める」 ②(「推」の字を当てる説、「すき(好)」の音便とする説などもある)人情に通じ、ものわかりのよいこと。特に、花柳界または芸人社会などの事情に通じて、挙止行動、自らその道にかなうこと。また、その人。いき。好色一代男6「―らしき男ははまらせ、初心なる人には泪こぼさせ」 ⇒粋が川へ陥る ⇒粋が身を食う ⇒粋をきかす

広辞苑 ページ 10361