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すき‐ま【隙間・透き間】🔗🔉

すき‐ま隙間・透き間】 ①物と物との間の少しあいている所。すき。あい。源氏物語空蝉「几帳の―」。「戸の―」 ②あいている時間。ひま。てすき。いとま。夜の寝覚4「さばかり―なかりしをりをり」 ③乗ずべき機会。油断。てぬかり。源氏物語東屋「すべていとまたく―なき心もあり」 ⇒すきま‐かぜ【隙間風】 ⇒すきま‐ゲージ【隙間ゲージ】 ⇒すきま‐さんぎょう【隙間産業】 ⇒すきま‐ばめ【隙間嵌】 ⇒隙間風が吹く

スキマー【skimmer】🔗🔉

スキマーskimmer】 (「すくい取るもの」の意) ①液体中の不純物を取り除く濾過ろか装置。 ②クレジット‐カードなどの磁気データを不正に読み取る装置。

すきま‐かぜ【隙間風】🔗🔉

すきま‐かぜ隙間風】 ①戸・障子などのすきまから入って来る寒い風。すきかぜ。〈[季]冬〉 ②比喩的に、親密だった間柄に生じたよそよそしい雰囲気。また、疎遠・対立の関係になりかねない兆候。 ⇒すき‐ま【隙間・透き間】 ○隙間風が吹くすきまかぜがふく 緊密だった人間関係に微妙な齟齬そごがうまれる。 ⇒すき‐ま【隙間・透き間】

すきま‐ゲージ【隙間ゲージ】🔗🔉

すきま‐ゲージ隙間ゲージ】 (clearance-gauge)すきまの寸法を測定するゲージ。厚さが順次異なる鋼片を数枚綴ったもので、適当な厚さの鋼片を引き出し、これを測定しようとするすきまに挿入して測る。厚みゲージ。シックネス‐ゲージ。 ⇒すき‐ま【隙間・透き間】

すきま‐さんぎょう【隙間産業】‥ゲフ🔗🔉

すきま‐さんぎょう隙間産業‥ゲフ 既存の企業が進出していない、小さな分野や市場で成り立つ産業。ニッチ産業。 ⇒すき‐ま【隙間・透き間】

すきま‐ばめ【隙間嵌】🔗🔉

すきま‐ばめ隙間嵌】 穴と軸との間にすきまのある嵌合はめあい⇒すき‐ま【隙間・透き間】

すき‐み【剥身】🔗🔉

すき‐み剥身】 ①薄くすき切った肉の切身。 ②さっと塩に漬けた魚肉の切身。浄瑠璃、平家女護島「鯛の―・干し魣かます・鰹節」

広辞苑 ページ 10507