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そら‐りんき【空悋気】🔗🔉

そら‐りんき空悋気】 きまった相手または確かな証拠がないのに勝手に嫉妬すること。

そら‐わざ【虚態】🔗🔉

そら‐わざ虚態】 偽ってそれらしいふりをすること。また、その状態。今昔物語集15「―をするぞなど言ひ合ひたる程に」

そら‐わすれ【空忘れ】🔗🔉

そら‐わすれ空忘れ】 うわのそらになって忘れること。すっかり忘れること。一説に、忘れたふりをすること。堀河院艶書合「逢ふことや今宵今宵とかよふまに―して月日経にけり」

そら‐わらい【空笑い】‥ワラヒ🔗🔉

そら‐わらい空笑い‥ワラヒ おかしくもないのに笑うこと。つくりわらい。〈日葡辞書〉 ○空を歩むそらをあゆむ 心の落ち着かないさまにいう。源氏物語御法「―心地して人にかかりてぞおはしましける」 ⇒そら【空】 ○空を使うそらをつかう 知らないふりをする。そらとぼける。 ⇒そら【空】

そらん・じる【諳じる】🔗🔉

そらん・じる諳じる】 〔他上一〕 (→)「そらんずる」に同じ。

そらん・ずる【諳ずる】🔗🔉

そらん・ずる諳ずる】 〔他サ変〕[文]そらん・ず(サ変) (ソラニスの音便)そらでおぼえる。暗記する。暗誦する。三蔵法師伝永久点「此の翁は極めて西路を諳ソラニシテ

そり【反り】🔗🔉

そり反り】 ①そること。そりかえった程度・具合。太平記16「腰の刀を抜かんと、一―反りけるが」 ②太刀・刀・脇差・短刀などの、刀身が湾曲している部分。鋒きっさきの先端と棟区むねまちとを結ぶ直線と、刀身との距離が最大の所。 ③弦つるを張らない弓竹の湾曲。金葉和歌集「梓弓さこそは―の高からめ張るほどもなくかへるべしやは」 ④相撲のわざの一つ。相手の体の下に頭を入れて、うしろに反って倒す。そり手。いぞり・たすきぞり・しゅもくぞりなど。 ⑤(camber)橋桁はしげたや建築物の天井で、中央の上向きにそり曲がった部分。荷重のための中央部の低下を見込んで、あらかじめ高くしておく。 ⑥休耕中の焼畑地。休耕期間は地方の慣習、地質などによって一定しないが、約7年から20年の間。そらし畑。あらし。生作なまつくり⇒反りが合わない ⇒反りを打つ ⇒反りを返す

広辞苑 ページ 11677