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○反りを返すそりをかえす🔗⭐🔉
○反りを返すそりをかえす
(→)「反りを打つ」1に同じ。好色一代男4「反を返して怒れば」
⇒そり【反り】
そ‐りん【疎林】
木がまばらな林。落葉して奥まで見すかせる林。
そ・る【反る】
〔自五〕
①体が後方へまがりかえる。のけぞる。宇治拾遺物語3「年高うなりたる人の、さし―・りて臥したりけるが」。「指が―・る」
②物が弓なりにまがる。平家物語5「左右の手には茅の葉の様に―・つたる白柄の大長刀」。日葡辞書「イタ、また、キガソル」
そ・る【剃る】
〔他五〕
(古くは主に僧侶の剃髪する意に用いた)頭髪・ひげなどを根元から切りおとす。する。新撰字鏡3「髪、除髪也、加美曾留」。続日本紀25「朕は髪を―・りて仏の御袈裟を着てあれど」。平家物語10「今は頭かしらを―・り、戒を保ちなんとして」
そ・る【逸る】
[一]〔自四〕
それる。蜻蛉日記中「争へば思ひにわぶる天雲にまづ―・る鷹ぞ悲しかりける」
[二]〔自下二〕
⇒それる(下一)
ゾル【Sol ドイツ】
(→)コロイド溶液に同じ。広義には気体中に分散するコロイド(エアロゾル)をも含めていう。
ソルヴェー【Ernest Solvay】
ベルギーの工業化学者・企業家。1863年アンモニア‐ソーダ法を発明。社会福祉や学術研究の振興にも貢献。1911年ソルヴェー会議を創始し、量子論の発展に寄与。(1838〜1922)
⇒ソルヴェー‐ほう【ソルヴェー法】
ソルヴェー‐ほう【ソルヴェー法】‥ハフ
(Solvay process)(→)アンモニア‐ソーダ法に同じ。
⇒ソルヴェー【Ernest Solvay】
ゾルゲ‐じけん【ゾルゲ事件】
日本政府の機密などをソ連に通報した疑いで、1941年10月ドイツ人新聞記者でソ連赤軍諜報員リヒャルト=ゾルゲ(Richard Sorge1895〜1944)と尾崎秀実ほつみらが逮捕された事件。ゾルゲ・尾崎は死刑。
ゾルゲ事件で使用された写真機など 1949年
提供:毎日新聞社
ソルジェニーツィン【Aleksandr I. Solzhenitsyn】
ロシア(ソ連)の小説家。スターリン時代の収容所体験から出発し、ソ連社会の実態を告発する作品を発表。1974年国外追放、ソ連崩壊後の94年帰国。作「イワン=デニーソヴィチの一日」「収容所群島」など。ノーベル賞。(1918〜)
ソルジェニーツィン
提供:ullstein bild/APL
ソルダム【soldum】
スモモの一品種。日本スモモとアメリカ‐スモモの交配品種で、適度な酸味と豊富な果汁を持つ。
ソルティー‐ドッグ【salty dog】
ウォツカをベースに、グレープフルーツ‐ジュースを加えたカクテル。スノー‐スタイルで供する。
ソルト【SALT】
(Strategic Arms Limitation Talks(Treaty))1969年に開始され70年代末まで続いた米ソ間の戦略核兵器に関する相互制限交渉。また、これに基づく二国間協定。ソルトⅠは72年調印、発効。ソルトⅡは79年に調印されたが発効せず。
ソルト‐レーク‐シティー【Salt Lake City】
アメリカ合衆国西部、ユタ州の州都。グレート‐ソルト湖畔にある。1847年モルモン教徒が入植、現在も同教の中心地。人口18万2千(2000)。
ソルビット【sorbit】
(→)ソルビトールに同じ。
ソルビトール【sorbitol】
分子式C6H8(OH)6 グルコースの還元で得られる6価アルコール。ナナカマド・リンゴなどの果実に含まれる。白色の結晶。甘味料、加工食品の添加剤、ビタミンCの合成原料。グルシトール。ソルビット。
ソルビン‐さん【ソルビン酸】
(sorbic acid)保存料の一つ。酸性域において、カビ・酵母・好気性菌などに対する発育阻止作用を持つ。
ソルフェージュ【solfège フランス】
①旋律をドレミ音名などで歌う読譜唱法。また、その練習曲。
②読譜力・聴音能力・表現力・音楽理論などを養う、音楽の基礎教育の総称。
ソルベ【sorbet フランス】
(→)シャーベットに同じ。
ソルボンヌ【la Sorbonne】
もとフランス中世の神学生の寮。1808年パリ大学に吸収。現在は、パリ大学に属する文学部・理学部・古文書学校などの通称。創立者ソルボン(Robert de Sorbon1201〜1274)の名に因む。→パリ(図)
ソルミゼーション【solmization】
〔音〕旋律を階名で歌うこと。階名唱法。
ゾルレン【Sollen ドイツ】
〔哲〕当為とうい。↔ザイン
それ【其・夫】
[一]〔代〕
空間的・時間的または心理的に、相手の近くにあるものを指し示す語。
①相手の近くにあるもの。相手のしていること。万葉集7「―をだに君が形見に見つつしのはむ」。「ほら―だよ」「―が済んだらおやつを上げましょうね」
②今、相手の関心が向いていると思われる物・事・人・時。伊勢物語「女御、多賀幾子と申すみまそかりけり。―うせ給ひて」。「―をいつ聞いたの」「―以来10年もたった」「―まで辛抱しろ」
③相手を指す語。あなた。天草本伊曾保物語「何とて―には見えられぬぞ」
④相手のいる所。その所。そこ。狂言、福渡し「おのれも―に臥せり居ろ」
⑤(「某」とも書く)ある物・事を(具体的な判定は相手に委ねる気持で)漠然と指し示す語。土佐日記「―の年のしはすの二十日余りひと日のいぬの時に門出す」
[二]〔感〕
①(漢文の「夫」の訓読から)改まった気持で文をおこし、または物事を述べ立てるのに用いる語。地蔵十輪経元慶点「其ソレ、易やすくあるべけむや」。平家物語1「―雄剣を帯し」。「もし―自由あらずんば」
②励ましたり注意を向けさせたりする時、掛け声のように発する語。平治物語「―防げ、侍ども」。狂言、仏師「―御見やれ」。「―行け」
⇒其かあらぬか
⇒其からそれまで
⇒其来た
⇒其御覧
⇒其でいて
⇒其とはなしに
⇒其にしては
⇒其にしても
⇒其につけても
⇒其にとりて
⇒其はさておき
⇒其はそうと
⇒其はそれとして
⇒其はともあれ
⇒其見たことか
⇒其見ろ
ぞれ【崩】
山地の崩れた所。こういう土地は農耕が可能なので、焼畑の意にも用いる。ずれ。ぞろ。ざれ。
そ‐れい【祖霊】
先祖の神霊。
そ‐れい【粗糲】
①精白してないあらづきの米。くろごめ。玄米。
②粗末な食物。


広辞苑 ページ 11681 での【○反りを返す】単語。