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た‐もとおり【徘徊】タモトホリ🔗🔉

た‐もとおり徘徊タモトホリ 〔枕〕 「往箕ゆきみ」(地名)にかかる。万葉集11「―往箕の里に妹を置きて」

た‐もとお・る【徘徊る】タモトホル🔗🔉

た‐もとお・る徘徊るタモトホル 〔自四〕 (タは接頭語)同じ場所をぐるぐるまわる。行ったり来たりする。もとおる。万葉集7「見渡せば近き里廻を―・り今そ我が来る領巾ひれ振りし野に」

たもと‐くそ【袂糞】🔗🔉

たもと‐くそ袂糞】 袂の底にたまるごみ。 ⇒たもと【袂】

たもと‐どけい【袂時計】🔗🔉

たもと‐どけい袂時計】 懐中時計の別称。夏目漱石、それから「枕の傍そばへ置いた―が大変大きな音を出す」 ⇒たもと【袂】 ○袂に縋るたもとにすがる 願いを叶えてくれるよう必死に求める。袖に縋る。 ⇒たもと【袂】

たもと‐の‐つゆ【袂の露】🔗🔉

たもと‐の‐つゆ袂の露】 袂にかかる涙の意。源氏物語宿木「ほに出でぬ物思ふらし篠すすき招く―しげくして」 ⇒たもと【袂】 ○袂を絞るたもとをしぼる 涙でぬれた袂を絞る。ひどく泣く。 ⇒たもと【袂】 ○袂を連ねるたもとをつらねる 同志として同じ行動をとる。仲間に加わる。連袂れんべい⇒たもと【袂】 ○袂を分かつたもとをわかつ わかれる。離別する。人との縁を切る。袖を分かつ。 ⇒たもと【袂】

だ‐もの【駄物】🔗🔉

だ‐もの駄物】 下等のもの。品質の悪いつまらないもの。

た‐もり【田守】🔗🔉

た‐もり田守】 田を守ること。田の番をすること。また、その人。蜻蛉日記「―の物追ひたる声」

たも・る【給る】🔗🔉

たも・る給る】 〔他四〕 (タマワルの約転)くださる。また、…して下さる。狂言、墨塗「恨みに思うて―・るな」

広辞苑 ページ 12379