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射手素襖】‥スアヲ🔗🔉

射手素襖‥スアヲ 犬追物いぬおうもの・笠懸かさがけなどの際、射手の着る素襖。 いで‐すさり

出で退り】🔗🔉

出で退り】 出ようとしては、しりごみすること。いざようこと。為忠後百首「居待いまちの月の―する」 いで‐そよ そう、その事よ。いやもうそれよ。後拾遺和歌集「―人を忘れやはする」 いて‐ぞら

凍て空】🔗🔉

凍て空】 凍りつくように寒い、冬の日の空。寒天。「―にきらめく星」 いで‐たかし

出隆】🔗🔉

出隆】 哲学者。岡山県生れ。東大教授。アリストテレス研究で知られる。著「ギリシアの哲学と政治」など。(1892〜1980) ⇒いで【出】 いで‐たち

出立ち】🔗🔉

出立ち】 ①旅路につくこと。旅立ち。しゅったつ。 ②(→)「いでたちいそぎ」に同じ。 ③旅立ちをする時の食事。日葡辞書「イデタチヲスル、また、フルマウ」 ④門を出たところ。門前。万葉集13「―の清き渚に」 ⑤世に出ること。立身出世。源氏物語若紫「大臣ののちにて、―もすべかりける人の」 ⑥立っている様子・すがた。 ⑦よそおい。身づくろい。こしらえ。「ものものしい―」 ⑧政まつりごとの際の作法。特に、外記げきの政始まつりごとはじめに諸卿が外記の庁を退出する作法。 ⇒いでたち‐いそぎ【出立ち急ぎ】 ⇒いでたち‐がた【出立ち方】 いでたち‐いそぎ

出立ち急ぎ】🔗🔉

出立ち急ぎ】 出発の準備。土佐日記「このころの―を見れど、何事もいはず」 ⇒いで‐たち【出立ち】 いでたち‐がた

出立ち方】🔗🔉

出立ち方】 出発する時。 ⇒いで‐たち【出立ち】 いで‐た・つ

出で立つ】🔗🔉

出で立つ】 〔自四〕 ①出て、そこに立つ。万葉集16「門に―・ち待てど来まさぬ」 ②事を起こす。始める。古今和歌集「遠き所も―・つ足もとより始りて」 ③出発する。旅立つ。万葉集20「今日よりは顧みなくて大君の醜しこの御楯みたてと―・つわれは」 ④世に出る。出世する。宇津保物語藤原君「かくかへすがへす物はついでを越さず―・ちつべきものなり」 ⑤よそおう。身支度する。宇治拾遺物語11「心ことに―・ちて」 いて‐ちょう

広辞苑 ページ 1296