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ちり‐よけ【塵除け】🔗🔉

ちり‐よけ塵除け】 ①塵をよけるためのもの。 ②インバネスの異称。 ⇒ちりよけ‐めがね【塵除け眼鏡】

ちりよけ‐めがね【塵除け眼鏡】🔗🔉

ちりよけ‐めがね塵除け眼鏡】 風塵をさけるために使用する素通しの眼鏡。 ⇒ちり‐よけ【塵除け】

ちり‐れんげ【散蓮華】🔗🔉

ちり‐れんげ散蓮華】 散った蓮華の花弁に似た形の陶製の匙さじ。れんげ。 ○塵を出づちりをいづ 俗世間をのがれる。出家する。元輔集「塵を出でぬと聞くはまことか」 ⇒ちり【塵】 ○塵を切るちりをきる 力士が土俵上で、取り組み前に清めの礼をする。→塵手水ちりちょうず ⇒ちり【塵】 ○塵を絶つちりをたつ ⇒ぜつじん(絶塵) ⇒ちり【塵】 ○塵を望んで拝すちりをのぞんではいす [晋書石崇伝](権力者の車塵を拝することから)権勢におもねるたとえ。拝塵。 ⇒ちり【塵】 ○塵をひねるちりをひねる 恥かしさでもじもじしているさまにいう。浄瑠璃、菅原伝授手習鑑「赤面し、塵をひねらぬばかりなり」 ⇒ちり【塵】 ○塵を結んでも志ちりをむすんでもこころざし 少しの贈物でも気持のあらわれであるの意。狂言、小傘「―ぢや」 ⇒ちり【塵】

チリンダーデ【trindade ポルトガル】🔗🔉

チリンダーデtrindade ポルトガル】 (キリシタン用語)三位一体さんみいったい。ぎやどぺかどる「―の御事は誠に凡慮の及ばざる儀なりといへども」

ち・る【散る】🔗🔉

ち・る散る】 〔自五〕 一つのものとして秩序のあるものが、ばらばらの細かい破片になる意。 ①離れ離れになって落ちる。断片となって方々に飛ぶ。ちらばる。万葉集5「妹が見し楝おうちの花は―・りぬべし」。源氏物語藤裏葉「ありつる御手習どもの―・りたるを御覧じつけて」 ②ちりぢりに別れ去る。離散する。源氏物語蓬生「さてありぬべき人々は、おのづから参りつきてありしを、みな次々にしたがひて行き―・りぬ」。今昔物語集27「この渡る者どもさと―・りて失せにけり」。「群衆は三々五々―・っていった」 ③(心が)まとまらない。おちつかない。源氏物語若菜下「いろいろ目移ろひ心―・りて限りこそ侍れ」。「気が―・る」 ④世間に知れわたる。外へ漏れきこえる。源氏物語梅枝「同じ法こそはいづくにも―・りつつ広ごるべかめるを」 ⑤酒が杯からこぼれる。滑稽本、妙竹林話七偏人「此度は手じやくでやらう。ああ―・ります―・ります」 ⑥にじみひろがる。また、あたりにひろがり、薄れて消える。「紙が悪くてインクが―・る」「霧が―・る」「痛みが―・る」 ⑦(比喩的に)人がいさぎよく死ぬ。多く、戦死にいう。「戦いに―・った友をしのぶ」

広辞苑 ページ 12972