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常】🔗🔉

】 ①かわらないこと。永久不変。副詞的にも用いる。万葉集17「今来む春も―斯くし見む」。古今和歌集「世の中はなにか―なる飛鳥川きのふの淵ぞけふは瀬になる」 ②ふだん。平素。万葉集13「―ゆ異に鳴く」。「―と変わらず」 ③なみ。普通。あたりまえ。万葉集12「うつせみの―の言葉と思へども」。源氏物語若紫「時々は世の―なる御気色を見ばや」。「世の―の人」 ④ならい。ならわし。「人情の―として」 ⇒常無し ⇒常ならず つね‐あし

常足】🔗🔉

常足】 歌舞伎の大道具。民家などの普通の低い床の台で、高さ1尺4寸の二重舞台。→高足→中足 つね‐ごてん

常御殿】🔗🔉

常御殿「常御所つねのごしょ2」参照。 つね‐しき

常式】🔗🔉

常式】 なみの様子。普通の有様。毛詩抄「―の女をつれては、曲もないぞ」 つね‐しょうぞく

常装束】‥シヤウ‥🔗🔉

常装束‥シヤウ‥ 雅楽で、舞楽を舞う際、舞人・楽人が最も普通に用いる装束。襲装束かさねしょうぞくつね‐づね

常常】🔗🔉

常常】 ふだん。へいぜい。いつも。副詞的にも用いる。「―の心構え」「―考えていたこと」 つね‐てい

常体】🔗🔉

常体】 ①ふだんのさま・姿。 ②尋常。普通。 つねとう

恒藤】🔗🔉

恒藤】 姓氏の一つ。 ⇒つねとう‐きょう【恒藤恭】 つねとう‐きょう

恒藤恭】🔗🔉

恒藤恭】 法学者。島根県生れ。京大教授。滝川事件に際し辞職。第二次大戦後、大阪市立大学長。著「法の基本問題」「法的人格者の理論」など。(1888〜1967) 恒藤恭 撮影:田村 茂 ⇒つねとう【恒藤】 つね‐どき

常時】🔗🔉

常時】 つね。へいぜい。ふだん。 つねなが‐しんのう

恒良親王】‥ワウ🔗🔉

恒良親王‥ワウ ⇒つねよししんのう ○常無しつねなし 定まらない。かわりやすい。無常である。はかない。万葉集3「うつせみの世は―と知るものを」 ⇒つね【常】 つね‐なみ

広辞苑 ページ 13204