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○手が回るてがまわる🔗🔉

○手が回るてがまわる ①手くばりが十分にゆきとどく。「忙しくて手が回らない」 ②犯人逮捕のための手配がなされる。「容疑者の立ち回り先に―」 ⇒て【手】 て‐がみ手紙】 ①(→)半切紙はんきりがみに同じ。 ②(「手」は文字・筆跡の意)用事などをしるして、他人に送る文書。書簡。書状。「―を出す」 ⇒てがみ‐だい【手紙台】 ⇒てがみ‐づかい【手紙使】 ⇒てがみ‐ぶん【手紙文】

○手が見えるてがみえる🔗🔉

○手が見えるてがみえる ①手のうちが見えすいている。たかが知れている。好色一代女2「手の見えたる男には言葉もかけず」 ②隠しておきたい不始末や欠点が知られる。西鶴置土産「手が見えて是非なく身をかくせる人ども」 ③囲碁・将棋で、先を見通す能力がある。 ⇒て【手】 てがみ‐だい手紙台】 手許におく半切紙などをのせる台。 ⇒て‐がみ【手紙】 てがみ‐づかい手紙使‥ヅカヒ ①手紙を送り届ける使者。 ②手紙で用事をすませること。 ⇒て‐がみ【手紙】 てがみ‐ぶん手紙文】 手紙に用いる文章・文体。書簡文。 ⇒て‐がみ【手紙】 て‐がめ手瓶】 把手とってのついている瓶。平家物語6「御灯みあかし参らせむとて、―といふ物に油を入れて持ち」 デカメロンDecameron(e) イタリア】 (「十日物語」の意)ボッカッチョの小説。1349〜51年頃の作。48年フィレンツェを襲ったペストの渦中に、高貴な身分の男女10人が郊外に集い、1日に一話ずつ、決まったテーマの話を10日間語り続けるという体裁。俗世に生きる人間の姿をありのままに肯定し、ダンテの「神曲」に比して「人曲」とも称される。

広辞苑 ページ 13430