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て‐とり【手取り】🔗🔉

て‐とり手取り】 (テドリとも) ①相撲で、わざに巧みなこと。また、その人。狂言、附子ぶす「次郎冠者は―なり」 ②他人をだましてうまくあやつること。手練手管てれんてくだに巧みなこと。また、その人。人情本、春色辰巳園「さすが―の仇吉がしばらくあと先思案して」 ⇒てとり‐もの【手取り物】

て‐どり【手取り】🔗🔉

て‐どり手取り】 ①糸などを器械にかけないで、手で繰り取ること。 ②収入のうち、税金その他諸種の費用を差し引いた残りの、実際に手に入る金額。「―で十万円になる」 ③茶の湯の釜の取っ手。〈日葡辞書〉 ④⇒てとり⇒てどり‐がま【手取釜】 ⇒てどり‐なべ【手取鍋】

て‐どり【手捕り・手取り】🔗🔉

て‐どり手捕り・手取り】 素手で捕らえること。手で生け捕ること。平治物語「―にせよと下知すれば」 ○手取り足取りてとりあしとり ①おおぜいで手足をつかまえ持って取り扱うさま。竹取物語「かなへの上より―してさげおろし奉る」 ②懇切丁寧に教え導くさま。「―して教える」 ⇒て【手】

てどり‐がま【手取釜】🔗🔉

てどり‐がま手取釜】 つるのついている釜。 ⇒て‐どり【手取り】

デトリタス【detritus】🔗🔉

デトリタスdetritus】 (破片の意) ①〔生〕プランクトンなど生物体の破片・死骸が海底にたまったもの。 ②〔地〕(→)岩屑がんせつ

てどり‐なべ【手取鍋】🔗🔉

てどり‐なべ手取鍋】 ①つるのついている鍋。手鍋。 ②(和泉国で)つぎ口と柄やつるのついた鍋。口鍋。(物類称呼) ⇒て‐どり【手取り】

てとり‐もの【手取り物】🔗🔉

てとり‐もの手取り物】 得意とするところ。狂言、居杭「惣じてうせ物の待人のと申が、算置さんおきの―で御座る」 ⇒て‐とり【手取り】

デトロイト【Detroit】🔗🔉

デトロイトDetroit】 アメリカ中央北東部、ミシガン州の都市。カナダとの国境にある交通の要衝。自動車工業が盛ん。人口95万1千(2000)。

広辞苑 ページ 13523