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て‐の‐はら【手の腹】🔗🔉

て‐の‐はら手の腹】 手のひら。たなごころ。てのうら。

て‐のび【手延び】🔗🔉

て‐のび手延び】 なすべきことがのびのびになること。時機をのがすこと。ておくれ。てのばし。てのべ。御伽草子、物くさ太郎「―にしてはかなふまじと思ひて」

て‐の‐ひら【手の平・掌】🔗🔉

て‐の‐ひら手の平・掌】 手首から先の、内側の面。手のうら。たなごころ。 ⇒手の平を返す ○手の平を返すてのひらをかえす がらりと態度を変える。「手の裏を返す」「掌たなごころを反かえす」「手を反す」とも。 ⇒て‐の‐ひら【手の平・掌】

て‐のべ【手延べ】🔗🔉

て‐のべ手延べ】 ①(→)「てのび」に同じ。平家物語4「すは、きやつを―にしてたばかられぬるは」 ②索麺そうめんやうどんを、機械や包丁などを使わずに、手で細く引き延ばして作ること。また、そうして作ったもの。

て‐の‐ほか【手の外】🔗🔉

て‐の‐ほか手の外】 思いのほか。意外。案外。甲陽軍鑑18「これを感ずるは―の儀なる故」 ○手の舞い足の踏む所を知らずてのまいあしのふむところをしらず [礼記楽記]よろこびのあまり、思わず知らず踊りだすのにいう。無我夢中で喜ぶさま。 ⇒て【手】

デノミ🔗🔉

デノミ デノミネーションの略。

デノミネーション【denomination】🔗🔉

デノミネーションdenomination】 (貨幣称呼の意。denominatsiya ロシア(貨幣称呼の変更)を日本で英語に置き換えて使っている語)新しい貨幣単位をつくって旧貨幣単位名と切り換えること。例えば100円を新1円とするような措置。平価切下げとは別。略称、デノミ。

て‐の‐もの【手の物】🔗🔉

て‐の‐もの手の物】 ①手に入った物。自分の所有に帰した物。西鶴置土産「千五百両を―にして」 ②転じて、その人の得意とするもの。「料理はお―」

て‐の‐もの【手の者】🔗🔉

て‐の‐もの手の者】 てした。部下。配下。太平記2「同宿、―引きつれて、六波羅へ降参す」 ○手の奴足の乗物てのやっこあしののりもの 奴僕を使わず自分の手をこれに代え、乗物に乗らず自分の足で歩む意。自分の手足を使用して事をなし、他の力を借りないこと。方丈記「―、よくわが心にかなへり」 ⇒て【手】

広辞苑 ページ 13535