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ど【度】🔗⭐🔉
ど【度】
(呉音。漢音はタク・ト)
①物事の基準・標準とすべきもの。ほど。ほどあい。「―を越す」
②〔仏〕
㋐生死しょうじの迷いの海を越えて、悟りの彼岸に渡ること。また、そうさせること。
㋑仏門に入って戒を受けること。
③数で測られるもの。また、それを表示する目盛り。
㋐角度の単位。円周を360に等分し、その1単位の円周の中心角を1度という。
㋑経度・緯度の単位。地球の円周の360分の1。
㋒温度の単位。
㋓眼鏡の強さの単位。焦点距離をインチで表した数。「―の強い眼鏡」
㋔音程の単位。全音階で、各音のへだたりの大きさで表す。
㋕アルコール性飲料において、アルコール分の含量をパーセントで表した数値。
⇒度が過ぎる
⇒度を失う
ド【do イタリア】🔗⭐🔉
ド【do イタリア】
〔音〕
①七音音階の第1階名。長音階の主音。
②ハ(C)音のイタリア音名。
ど🔗⭐🔉
ど
〔助詞〕
(接続助詞)活用語の已然形に付き、逆接の既定条件を示す。(平安時代には歌や和文脈で多用され、室町時代には文語化した)
①既に生じた事態を示し、後に続く事態がそれに反する関係にあることを示す。…けれど。古事記下「倉梯山くらはしやまは嶮さがしけ―妹と登れば嶮しくもあらず」。土佐日記「唐とこの国とはことことなるものなれ―月の影は同じことなるべければ」
②経験に基づき、ある事態があっても、後に続く事態がそれに反する関係にあることを示す。たとい…ても。…する場合でも。万葉集2「二人行け―行き過ぎがたき秋山をいかにか君が独り越ゆらむ」。徒然草「その子孫までは、はふれにたれ―なほなまめかし」
ど🔗⭐🔉
ど
〔接頭〕
(近世以来、関西で)
①ののしり卑しめる意を表す。「―阿呆」「―畜生」
②その程度が強いことを表す。「―ぎつい」「―まんなか」
ドア【door】🔗⭐🔉
ドア【door】
(洋風の)戸。扉。「自動―」「回転―」
広辞苑 ページ 13757。