複数辞典一括検索+

とく‐とく🔗🔉

とく‐とく 水・しずくなど、液体のしたたり落ちるさま。野ざらし紀行「今も―と雫落ちける」。「酒を―とつぐ」

とく‐とく【得得】🔗🔉

とく‐とく得得】 得意なさま。したり顔なさま。「―として語る」

とく‐とく【疾く疾く】🔗🔉

とく‐とく疾く疾く】 はやくはやく。大いそぎで。今すぐに。源氏物語浮舟「なほ―参りなむ」

どく‐とく【独特】🔗🔉

どく‐とく独特】 そのものだけが特に持っていること。「―な語り口」「―のやり方」

どく‐とく【独得】🔗🔉

どく‐とく独得】 ①その人ばかり会得して、他人の企て及ばないこと。「―の技術」 ②(→)独特に同じ。

どく‐どく🔗🔉

どく‐どく 液体の盛んに流れ出るさま。

どくどく‐し・い【毒毒しい】🔗🔉

どくどく‐し・い毒毒しい】 〔形〕[文]どくどく・し(シク) ①毒を含んでいるようである。 ②悪意を含んでいるさまである。にくにくしい。「―・い言い方」 ③淡泊でない。しつこい。くどい。「―・い化粧」 ○徳とするとくとする ありがたいものとして、感謝する。「好意を―」 ⇒とく【徳】

とくとみ‐そほう【徳富蘇峰】🔗🔉

とくとみ‐そほう徳富蘇峰】 ジャーナリスト・著作家。名は猪一郎。肥後生れ。蘆花の兄。熊本バンドの一人。同志社中退。1887年(明治20)民友社を設立、「国民之友」「国民新聞」を発行し、平民主義を提唱。日清戦争以後、帝国主義の鼓吹者となる。著「吉田松陰」「近世日本国民史」など。文化勲章。(1863〜1957) 徳富蘇峰 提供:毎日新聞社 ⇒とくとみ【徳富】

とくとみ‐ろか【徳冨蘆花】‥クワ🔗🔉

とくとみ‐ろか徳冨蘆花‥クワ 小説家。名は健次郎。肥後(熊本県)生れ。蘇峰の弟。同志社中退。「不如帰ほととぎす」「自然と人生」によって認められた。トルストイに心酔して社会的視野をもつ作品を書き、晩年はキリスト者として田園生活を送る。作「思出の記」「黒い眼と茶色の目」「みみずのたはこと」など。(1868〜1927) 徳冨蘆花 提供:毎日新聞社 →作品:『自然と人生』 →作品:『不如帰』 ⇒とくとみ【徳富】

広辞苑 ページ 14093