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とく【徳】🔗🔉

とく】 ①道をさとった立派な行為。善い行いをする性格。身についた品性。徒然草「人に本意なく思はせて我が心を慰まん事、―に背そむけり」。「―が高い」 ②人を感化する人格の力。めぐみ。神仏の加護。枕草子161「宰相の中将の―を見ること。その方に向ひて拝むべし」。源氏物語澪標「心のうちに神の御―をあはれにめでたしと思ふ」。 ③(「得」と通用)利益。もうけ。富。「有―人うとくじん⇒徳孤ならず必ず隣あり ⇒徳とする ⇒徳をもって怨みに報いる

広辞苑 ページ 14056 での単語。