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どて‐カボチャ【どて南瓜】🔗🔉

どて‐カボチャどて南瓜】 能力のない者をあざけっていう語。役立たず。

とて‐シャン🔗🔉

とて‐シャン (古い学生語。「とてもシャン」の約)非常な美人であること。また、その女性。

と‐てつ【途轍】🔗🔉

と‐てつ途轍】 すじみち。道理。途方。太平記40「諸事沙汰の―、少し先代貞永・貞応の旧規に相似たり」 ⇒途轍も無い

どてっ‐ぱら【土手っ腹】🔗🔉

どてっ‐ぱら土手っ腹】 腹を乱暴にののしっていう語。「―に穴をあけるぞ」 ○途轍も無いとてつもない 非常に度をはずれているさま。途方もない。「途轍も無く広い家」「―計画」「途方―」 ⇒と‐てつ【途轍】

どて‐なべ【土手鍋】🔗🔉

どて‐なべ土手鍋】 鍋料理の一種。鍋の内側の縁に味噌を塗りつけ、牡蠣かきまたは蛤はまぐりと、豆腐・野菜などを煮ながら食べる。 土手鍋 撮影:関戸 勇

どて‐ぶし【土手節】🔗🔉

どて‐ぶし土手節】 江戸時代の流行唄はやりうた。江戸吉原に通う人が土手5で唄ったのに始まるといい、1670年(寛文10)頃から流行。元禄大平記「―うたうてゆく所へ」

とて‐も【迚も】🔗🔉

とて‐も迚も】 〔副〕 (「とてもかくても」の略) ①(否定を伴って)どんなにしても。なんとしても。とうてい。源平盛衰記38「―のがれ給ふ御身ならず」。「―できない」 ②どうせ。ともかく。所詮。謡曲、関寺小町「―今宵は七夕の、手向けの数も色々の」 ③非常に。たいへん。「―大きい」 ⇒とても‐かくても ⇒とても‐こうても ⇒とても‐とても【迚も迚も】 ⇒迚もじゃないが ⇒迚ものことに

とても‐かくても🔗🔉

とても‐かくても ①いずれにしても。所詮。源氏物語薄雲「わが身は―おなじこと」 ②どのようにしてでも。大和物語「おのれは―経なむ。女のかく若きほどにかくてあるなむ、いといとほしき」 ⇒とて‐も【迚も】

とても‐こうても‥カウ‥🔗🔉

とても‐こうても‥カウ‥ トテモカクテモの音便。 ⇒とて‐も【迚も】 ○迚もじゃないがとてもじゃないが (「とても」を強調していう語)どんなにしても。とうてい。「―僕には出来ない」 ⇒とて‐も【迚も】

広辞苑 ページ 14215