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とり‐かかり【取掛り】🔗🔉

とり‐かかり取掛り】 最初。手はじめ。とっかかり。

とり‐かか・る【取り掛かる】🔗🔉

とり‐かか・る取り掛かる】 〔自五〕 ①しはじめる。着手する。日葡辞書「ガクモンニトリカカル」。「仕事に―・る」 ②気にかかる。かかずらう。源氏物語蜻蛉「思ひあまりては、また宮の上に―・りて恋しうもつらくも」 ③すがる。よりかかる。大鏡師尹「人々のうへのきぬの片袂落ちぬばかり―・らせたまふに」 ④うってかかる。今昔物語集25「笛を吹きながら見返りたる気色、―・るべくもおぼえざりければ」

とり‐か・く【取り掛く】🔗🔉

とり‐か・く取り掛く】 〔他下二〕 ①取って掛ける。取ってつける。古事記「鶉鳥ひれ―・けて」 ②代物(代金)として与える。土佐日記「楫取の昨日釣りたりし鯛に、銭なければ、米よねを―・けて」 ③攻めよせる。攻めはじめる。天草本伊曾保物語「もし鷲などのやうなわやく人我らに―・け、一大事に及ばせうずる時」

とり‐かく・す【取り隠す】🔗🔉

とり‐かく・す取り隠す】 〔他四〕 取って隠す。かくす。

とり‐かげ【鳥影】🔗🔉

とり‐かげ鳥影】 鳥の飛ぶ影。鳥の姿。

とり‐かご【鳥籠】🔗🔉

とり‐かご鳥籠】 鳥を飼っておく籠。竹・針金などで作る。とりこ。

とりか‐ごうちょう【取箇郷帳】‥ガウチヤウ🔗🔉

とりか‐ごうちょう取箇郷帳‥ガウチヤウ 江戸時代、幕領で毎年村ごとに作成した、年貢や上納物を書き上げた帳簿。地方じかた三帳の一つ。成箇郷帳なりかごうちょう。郷帳。 ⇒とり‐か【取箇】

とり‐かこ・む【取り囲む】🔗🔉

とり‐かこ・む取り囲む】 〔他五〕 まわりをかこむ。「恩師を―・む」

とり‐かさ・ぬ【取り重ぬ】🔗🔉

とり‐かさ・ぬ取り重ぬ】 〔他下二〕 あるが上に加える。かさねる。源氏物語帚木「―・ねてぞねも泣かれける」

とり‐かじ【取舵】‥カヂ🔗🔉

とり‐かじ取舵‥カヂ ①船首を左に向ける時の舵の使い方。↔面舵おもかじ。 ②転じて、左舷さげん

とり‐がしら【鳥頭】🔗🔉

とり‐がしら鳥頭】 「鳥頭の太刀」の略。 ⇒とりがしら‐の‐たち【鳥頭の太刀】

広辞苑 ページ 14359