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とり‐ま・く【取り巻く】🔗🔉

とり‐ま・く取り巻く】 〔他五〕 ①取りかこむ。かこむ。 ②人につきまとって機嫌をとる。「社長を―・く連中」

とり‐ま・ぜる【取り混ぜる】🔗🔉

とり‐ま・ぜる取り混ぜる】 〔他下一〕[文]とりま・ず(下二) あれとこれとをまぜ合わせる。一つにまぜる。「大小―・ぜて」

とりまち‐づき【鳥待月】🔗🔉

とりまち‐づき鳥待月】 陰暦4月の異称。

とり‐まと・める【取り纏める】🔗🔉

とり‐まと・める取り纏める】 〔他下一〕[文]とりまと・む(下二) ①しめくくりをする。あれやこれやを一つにまとめる。「荷物を―・める」 ②もつれた物事を整理する。上手に処理する。「縁談を―・める」

とり‐まわし【取回し】‥マハシ🔗🔉

とり‐まわし取回し‥マハシ ①手にとってまわすこと。 ②とりなし。とりあつかい。処置。好色一代男2「手づから燗鍋の―」 ③身のこなし。風体。とりなり。好色五人女3「御所被衣ごしょかつぎの―」

とり‐まわ・す【取り回す】‥マハス🔗🔉

とり‐まわ・す取り回す‥マハス 〔他五〕 ①手にとって回す。古今著聞集7「瓜を―・し―・し見て」 ②とりまく。とりかこむ。太平記9「東一方をば敵未だ―・し候はねば」 ③ほどよく取り扱う。うまく処置する。とりなす。本朝桜陰比事「文ども改めけるに兼てその心得して随分―・しけるに」

とり‐み【鳥見】🔗🔉

とり‐み鳥見】 江戸幕府の職名。若年寄配下の鳥見組頭に属し、将軍の御鷹場を管理し、密猟の禁制などにあたった。

とり‐みだ・す【取り乱す】🔗🔉

とり‐みだ・す取り乱す】 〔自他五〕 ①ちらし乱す。とりちらす。「部屋中―・す」 ②だらしない様子をする。しどけないさまをする。好色五人女1「袖枕―・して、帯はしやらほどけを其のままに」 ③心の平静を失う。徒然草「やがて重りぬれば、我にもあらず―・して果てぬ」。「悲報に接して―・す」

とり‐みだ・る【取り乱る】🔗🔉

とり‐みだ・る取り乱る】 [一]〔自他四〕 心の平静を失う。源氏物語槿「又―・り、いとまなくなどして、年頃もまゐりて」 [二]〔自下二〕 ①混乱させる。為忠百首「はし鷹の羽風に騒ぐかやくきの―・れたる秋の野辺かな」 ②心の平静を失わせる。浄瑠璃、出世景清「女心のあさましさは嫉妬のうらみに―・れ」

広辞苑 ページ 14391