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とり‐めし【鳥飯】🔗🔉

とり‐めし鳥飯】 鶏肉を具とした炊込みご飯。また、鶏肉のそぼろをのせた飯。 ○取りも敢えずとりもあえず ⇒とりあえず ⇒と・る【取る・採る・捕る・執る・撮る】

とり‐もう・す【執り申す】‥マウス🔗🔉

とり‐もう・す執り申す‥マウス 〔他四〕 ①取り次いで朝廷に奏上する。執奏する。 ②とりなして申し上げる。宇津保物語忠乞「いとよく―・さむ」 ③話題にして申し上げる。蜻蛉日記「一日―・しし薄すすききこえて」

とり‐もし【取り持し】🔗🔉

とり‐もし取り持し】 (上代東国方言)「とりもつ」の連用形(→)「とりもち」に同じ。万葉集20「白玉を手に―て見るのすも」

とり‐もち【取持ち】🔗🔉

とり‐もち取持ち】 ①とりもつこと。周旋。斡旋。世話(役)。仲立。浄瑠璃、平家女護島「いはれざる御―」。「恋の―」 ②あしらい。もてなし。接待(係)。浄瑠璃、心中宵庚申「お―の御酒が過ぎたか」

とり‐もち【鳥黐】🔗🔉

とり‐もち鳥黐】 モチノキ・クロガネモチなどの樹皮からとったガム状の粘着性物質。捕鳥・捕虫に用いる。5〜6月に樹皮をはいで秋まで水につけておき、臼で搗いたあと流水で洗って作る。江戸時代から熊野の山中が産地として著名。 ⇒とりもち‐の‐き【鳥黐木】

とりもち‐あじろ【鳥持網代】🔗🔉

とりもち‐あじろ鳥持網代】 海鳥のアビが小魚を追う習性を利用して、小魚の下に来るタイ・クロダイ・スズキなどを釣漁する漁場。瀬戸内海にある。

とりもち‐の‐き【鳥黐木】🔗🔉

とりもち‐の‐き鳥黐木】 〔植〕 ①モチノキの別称。 ②ヤマグルマの別称。 ⇒とり‐もち【鳥黐】

とり‐も・つ【取り持つ】🔗🔉

とり‐も・つ取り持つ】 〔他五〕 ①手に取って持つ。にぎる。万葉集3「一手には木綿ゆう―・ち」 ②身に引き受けて行う。責任をもって政務などにあたる。万葉集17「大君の命かしこみをす国のこと―・ちて」 ③客や出席者の気をそらさないように上手に相手をする。源氏物語若菜下「宮たちの御あつかひなど―・ちてし給ふ」。「座を―・つ」 ④しっかり心にいだく。徒然草「いづかたをも捨てじと心に―・ちては一事も成るべからず」 ⑤双方の間に仲介に立つ。周旋する。とりなす。「二人の仲を―・つ」「旅の―・つ縁」

広辞苑 ページ 14393