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なかぐり‐ばん【中刳り盤】🔗🔉

なかぐり‐ばん中刳り盤】 孔や円筒の内面を切削する工作機械。立型と横型とがあるが、一般に横型が多い。ボーリング‐マシン。ボーラー。→工作機械(図)

なか‐くれない【中紅】‥クレナヰ🔗🔉

なか‐くれない中紅‥クレナヰ 濃淡の中間のくれない色。韓紅からくれないと淡紅うすくれないとの間の色。

なか‐ぐろ【中黒】🔗🔉

なか‐ぐろ中黒】 ①矢羽やばねの斑の一種。上下は白く中央の黒いもの。黒い部分の大小によって、大中黒・小中黒という。→矢羽(図)。 ②紋所の名。輪の中に太く黒く「一」の字を書いたもの。大中黒ともいい、新田氏の紋。一つ引両ひきりょうの一種。 ③小数点や並列点などとして用いる印刷用活字。なかてん。黒丸。「・」

ながけ【長け】🔗🔉

ながけ長け】 形容詞ナガシの連体形ナガキの上代東国方言。万葉集20「大君の命みことかしこみ弓の共みたさ寝か渡らむ―この夜を」

なが‐け・し【長けし】🔗🔉

なが‐け・し長けし】 〔形ク〕 (平安時代の造語)(→)「ながし」に同じ。大和物語「―・くもたのめけるかな世の中を」

なか‐けしむらさき【中滅紫】🔗🔉

なか‐けしむらさき中滅紫】 滅紫色の濃淡の中間のもの。

なか‐こ【仲子】🔗🔉

なか‐こ仲子(→)「中つ子」に同じ。

なか‐ご【中子・中心】🔗🔉

なか‐ご中子・中心】 ①ものの中心。真ん中。〈類聚名義抄〉 ②瓜類の、種子を含んだ柔らかい部分。 ③(「茎」とも書く)刀身の、柄つかに入った部分。作者の銘などをこの部分に切る。刀心。歌舞伎、幼稚子敵討おさなごのかたきうち「―に阿呍あうんの梵字」→刀(図)。 ④鏃やじりの、箆の中に入った部分。太平記15「鏃の―を筈もとまで打通しにしたる矢」 ⑤三味線の棹さおの、胴に入った部分。 ⑥入れ子づくりで、中に入るもの。 ⑦(斎宮の忌詞。堂の中央に安置することから)ほとけ。 ⑧葦の茎の中の薄様の紙のような皮。 ⑨中空の鋳物を作るため、中空となる部分に入れる鋳型。中型なかご⇒なかご‐うけ【中子受】 ⇒なかご‐おさえ【中子抑え】 ⇒なかご‐さき【中子先】 ⇒なかご‐ぼし【心宿】

広辞苑 ページ 14529