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なし【為し・作し】🔗🔉

なし為し・作し】 なすこと。しわざ。…のせい。源氏物語紅梅「心の―にやありけむ」

なし【梨・梨子】🔗🔉

なし梨・梨子】 バラ科の落葉高木。日本の中部以南および中国大陸に自生する原種から、それぞれ独立に果樹として改良。葉は卵形。4月頃、葉と共にサクラに似てやや大きな白花をつける。果実は大形で球形、外皮に小さい斑点があり、食用。大別して「長十郎」に代表される赤梨と「二十世紀」に代表される青梨とがある。ありのみ。「梨の花」は〈[季]春〉、「梨の実」は〈[季]秋〉。万葉集10「妻―の木を手折りかざさむ」 ⇒梨の礫

なし【無し】🔗🔉

なし無し】 ないこと。むなしいこと。無駄。無。狂言、船渡聟「其方の骨折は―にはせまい程に」。「人で―」「言いっこ―」

な・し【無し・亡し】🔗🔉

な・し無し・亡し】 〔形ク〕 ⇒ない

な・し🔗🔉

な・し 〔接尾〕 ⇒ない

なじ【何】🔗🔉

なじ】 〔副〕 なぜ。なにゆえ。沙石集(一本)「さらば―に思し食したちたる」

ナジ【Nagy Imre】🔗🔉

ナジNagy Imre】 ハンガリーの政治家。1953〜55年首相。56年ハンガリー事件の際に首相に復帰し、部分的な民主化を推進。ソ連の武力介入で逮捕・処刑された。89年名誉回復。(1896〜1958)

なし‐あ・ぐ【成し上ぐ】🔗🔉

なし‐あ・ぐ成し上ぐ】 〔他下二〕 ①官位などをのぼす。昇進させる。源氏物語東屋「けふあすといふばかりに―・げてむ」 ②なしとげる。しあげる。成就する。

なし‐い・ず【成し出づ】‥イヅ🔗🔉

なし‐い・ず成し出づ‥イヅ 〔他下二〕 引き立てて昇進させる。源氏物語関屋「とりわきて―・で給ひければ」

なし‐い・ず【為し出づ】‥イヅ🔗🔉

なし‐い・ず為し出づ‥イヅ 〔他下二〕 しでかす。なす。宇津保物語俊蔭「その折の事のみ―・でつ」

なし‐うち【梨子打】🔗🔉

なし‐うち梨子打】 (ナシウチはナヤ(萎)シウチの約で、柔らかに造ったの意)「なしうちえぼし」の略。 ⇒なしうち‐えぼし【梨子打烏帽子】

広辞苑 ページ 14632