複数辞典一括検索+

生白い】🔗🔉

生白い】 〔形〕[文]なまじろ・し(ク) なんとなく白い。転じて、いやに白い。生っちろい。多く、顔色についていう。比喩的に、未熟さやひ弱さの形容。「―・い書生の議論」 なます

膾・鱠】🔗🔉

膾・鱠】 ①魚貝や獣などの生肉を細かく切ったもの。筏いかだ膾など。 ②薄く細く切った魚肉を酢に浸した食品。 ③大根・人参などを細かく刻み、三杯酢・胡麻酢・味噌酢などであえた料理。 ⇒なます‐づくえ【膾机】 ⇒膾に叩く なま・す

鈍す・焠す】🔗🔉

鈍す・焠す】 〔他五〕 焼いた鉄を徐々に冷却する。醒睡笑「去年八月から―・いておいた」→やきなまし なます 〔助動〕 (遊女詞)動詞に付けて尊敬の意を表す。なさいます。なんす。浄瑠璃、いろは蔵三組盃「何言ひなます」。物類称呼「島原にては、なますか、なませなどといふ」 なまず

癜】ナマヅ🔗🔉

ナマヅ 慢性皮膚病の一つ。ある種の糸状菌の寄生によって発生。灰白色ないし褐色の斑紋を生じ、ほぼ円形の小斑から次第に蔓延。癜風。〈日葡辞書〉 ⇒なまず‐はだ【癜肌】 なまず

鯰】ナマヅ🔗🔉

ナマヅ ①ナマズ科の淡水産の硬骨魚。体は長くのび、50センチメートルに達する。頭部は扁平で、口は大きく4本の長いくちひげがある。体表は滑らかで鱗がない。背部は青黒く、腹部は白い。食用。日本・東アジアの沼・川に多く、春小流に来て産卵する。〈[季]夏〉。〈新撰字鏡9〉 なまず ②(ナマズが地中にいて地震を起こすとの俗説から)地震のこと。 ③鯰髭ひげの略。 ④鯰坊主ぼうずの略。 ⇒なまず‐はだ【鯰肌】 ⇒なまず‐ひげ【鯰髭】 ⇒なまず‐ぼうず【鯰坊主】 ⇒鯰に瓢箪 なまずけな・いナマヅケナイ 〔形〕 (ナマツケナイとも)怠惰・無精で、なげやりである。〈日葡辞書〉 なます‐づくえ

膾机】🔗🔉

膾机】 膾を作るのに用いる俎まないた。日本霊異記「則ち―と小刀とを持ち出でて」 ⇒なます【膾・鱠】 ○膾に叩くなますにたたく 肉などを細かに切って膾に作る。こまごまに切る。転じて、人をひどいめにあわせる。大勢でめった打ちにする。 ⇒なます【膾・鱠】 ○鯰に瓢箪なまずにひょうたん 鯰をひょうたんでつかまえる意で、とらえどころ、つかみどころのないこと。瓢箪で鯰を押さえる。 ⇒なまず【鯰】 なまず‐はだ

広辞苑 ページ 14730