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○鯰に瓢箪なまずにひょうたん🔗🔉

○鯰に瓢箪なまずにひょうたん 鯰をひょうたんでつかまえる意で、とらえどころ、つかみどころのないこと。瓢箪で鯰を押さえる。 ⇒なまず【鯰】 なまず‐はだ癜肌ナマヅ‥ 癜のある肌。〈倭名類聚鈔2⇒なまず【癜】 なまず‐はだ鯰肌ナマヅ‥ (→)澄肌すみはだに同じ。 ⇒なまず【鯰】 なまず‐ひげ鯰髭ナマヅ‥ ①鯰のひげのような細長い口髭。また、その口髭のある人。 ②明治初期に、官吏をあざけっていった語。当時の官吏に鯰髭をはやす者が多かったからいう。 ⇒なまず【鯰】 なまず‐ぼうず鯰坊主ナマヅバウ‥ 歌舞伎で、顔面に紅と青色で隈取くまどりをし、長い鯰ひげをつけた坊主。「暫しばらく」の道化方など。 ⇒なまず【鯰】 なま‐ずりょう生受領‥リヤウ 年功を積まない国司。実力・権勢のない国司。源氏物語蓬生「ことなる事なき―などやうの」 なま‐ぜん生禅】 なまざとりの禅。野狐禅やこぜんなま‐ぞり生反】 彫刻用の刃物。薙刀なぎなたのように反ったもの。 なま‐そんのう生孫王‥ワウ 皇族筋ほどではないが皇族に近い血統の人。源氏物語椎本「―めく賤しからぬ人」 なま‐だね生種】 蚕の不越年卵のこと。 なま‐たまご生卵】 ゆでたり焼いたりなどしてない鶏卵。 なま‐ち生血】 なまなましい血。生きている動物の血。新鮮な血。いきち。 なま‐ちち生乳】 しぼったままの新しい乳。 なま‐ちゅうけい生中継】 録音・録画などによらず、現場からその時の状況を中継放送すること。 なま‐チョコ生チョコ】 クリームと水分を多く含んだチョコレート。 なま‐ちょこざい生猪口才】 生意気にさし出がましいこと。浄瑠璃、新版歌祭文「前髪が―置いてくれ」 なま‐づいしょう生追従】 へたなおべっか。日葡辞書「ナマヅイショウヲイウ」 なま‐つくり生作り】 休耕中の焼畑。そり。 なま‐づけ生漬】 漬け方が不十分なこと。十分つからないこと。また、その漬物。 なまっ‐ちょろ・い生っちょろい】 〔形〕 考え・態度などに厳しさがなく、いい加減なさま。 なまっ‐ちろ・い生っ白い】 〔形〕 「なまじろい」の転訛。 なま‐つつま・し生慎まし】 〔形シク〕 なんとなく気が引ける。栄華物語花山「この女御、后にすゑ奉らむとのたまはすれど、おとど―・しうて」 なま‐つば生唾】 おいしいものや酸いものを見た時などに、自然に口中にたまる唾。なまつばき。「―を飲み込む」 なま‐づめ生爪】 指に生えているままの爪。「―をはがす」 ⇒生爪に火をともす

広辞苑 ページ 14731