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なみき‐ごへい【並木五瓶】🔗🔉

なみき‐ごへい並木五瓶】 歌舞伎脚本作者。 ①(初世)大坂の人。初世並木正三の高弟。時代物と世話物とを全く独立させた作劇の新例を開き、その脚色が合理的で整然としている所に特色がある。代表作「天満宮菜種御供なたねのごくう」「金門五三桐」「五大力恋緘こいのふうじめ」など。(1747〜1808) →作品:『漢人韓文手管始』 →作品:『金門五三桐』 →作品:『五大力恋緘』 ②(3世)2世の門人。作は「勧進帳」など。(1789〜1855) →作品:『勧進帳』 ⇒なみき【並木】

なみき‐しき【並木敷】🔗🔉

なみき‐しき並木敷】 並木の立っている部分の地。また、並木を保護・扶植するため、街路の並木に沿って残した土地。 ⇒なみ‐き【並木】

なみき‐しょうぞう【並木正三】‥シヤウザウ🔗🔉

なみき‐しょうぞう並木正三‥シヤウザウ (初世)歌舞伎脚本作者。大坂の人。京坂第一の歌舞伎作者とうたわれ、構想は雄大、筋も複雑で、浄瑠璃の影響が大きい。また、回り舞台など舞台機構に新生面を開いた。代表作は「けいせい天羽衣」「宿無団七時雨傘しぐれのからかさ」など。(1730〜1773) ⇒なみき【並木】

なみき‐そう【波来草】‥サウ🔗🔉

なみき‐そう波来草‥サウ シソ科の多年草。日本各地の海浜砂地にしばしば群生。分布は東アジア温帯に広い。地下茎が長く這い、直立する地上茎は角張っていて長さ10〜40センチメートル。長卵形の葉を短い柄で対生する。夏に茎の上部の葉腋に紫色の唇形花が1個ずつ上向きにつく。左右どちらか一方を向いて開く特徴がある。

広辞苑 ページ 14744