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なん‐ざ🔗🔉

なん‐ざ (「なんぞは」の転)あるものを取り立てて言う語。などは。なんざあ。遊子方言「此しん―、宵にちよつきり頬つらをつん出したまま」。徳冨蘆花、不如帰「僕―江田島で鍛へ上げた体で」

なん‐ざい【軟材】🔗🔉

なん‐ざい軟材】 木材工芸で、針葉樹のこと。種類によっては広葉樹よりかえって硬いものがある。

なんさ‐ぐんとう【南沙群島】‥タウ🔗🔉

なんさ‐ぐんとう南沙群島‥タウ (→)スプラトリー諸島に同じ。

なん‐ざん【南山】🔗🔉

なん‐ざん南山】 ①中国陝西省にある終南山の異称。 ②中国遼東半島の金州城の南にある小丘。1904年(明治37)5月の日露戦争激戦地。 ③比叡山を北山と呼ぶのに対して、高野山の異称。 ④(「南山の寿」に基づく)長命を賀すること。 ⑤(→)「あずち」に同じ。 ⇒なんざん‐だいし【南山大師】 ⇒なんざん‐の‐じゅ【南山の寿】 ⇒なんざん‐ふらく【南山不落】

なん‐ざん【難山】🔗🔉

なん‐ざん難山】 けわしい山。越すのに困難な山。

なん‐ざん【難産】🔗🔉

なん‐ざん難産】 ①出産が平常でなく困難なこと。「長男は―だった」↔安産。 ②比喩的に、物事がたやすく成立しないこと。「―の末に成立した法律」 ⇒難産色に懲りず ○難産色に懲りずなんざんいろにこりず 難産で苦しんだはずの女が、その苦難に懲りずに、またその苦しみのもとである色事を行う意。苦しかったはずなのに、懲りずにまた同じような事を繰り返すことのたとえ。 ⇒なん‐ざん【難産】

なんざん‐だいし【南山大師】🔗🔉

なんざん‐だいし南山大師】 (高野山を開いたのでいう)弘法大師(空海)の異称。 ⇒なん‐ざん【南山】

なんざん‐の‐じゅ【南山の寿】🔗🔉

なんざん‐の‐じゅ南山の寿】 [詩経小雅、天保]終南山が永久に崩れないのと同様に、その人の事業が永久であること。転じて、人の長寿を祝うことば。 ⇒なん‐ざん【南山】

なんざん‐ふらく【南山不落】🔗🔉

なんざん‐ふらく南山不落】 終南山の堅固なことを、城の要害の堅固なことに比していう語。 ⇒なん‐ざん【南山】

広辞苑 ページ 14820