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なんしん‐ろん【南進論】🔗⭐🔉
なんしん‐ろん【南進論】
明治以降、東南アジアなど南方地域へ進出しようとする考え方や政策。特に、1940・41年の南北仏印進駐など、太平洋戦争の原因となった東南アジアの経済資源獲得のための施策をいう。→仏印進駐
なんす🔗⭐🔉
なんす
〔助動〕
(ナサリマスの転か。活用、なんせ・なんし・なんす・なんす・〇・なんし(せ))遊里語。一般にも一部に通用。動詞および動詞型活用の助動詞の連用形に付き、尊敬の意を表す。また時に「なさる」の意の動詞としても用いる。なます。洒落本、婦美車紫鹿子「おまへはそんな事をいひなんして、わつちをいぢめなんすけれど、なぜ此中このじゅう内は久しく来きなんせんで、…此のいひ訳があるならいひなんせ」
な‐んず🔗⭐🔉
な‐んず
(完了の助動詞ヌの未然形ナに推量の助動詞ムズの付いたものの音便)…してしまうだろう。なむず。大鏡道隆「こといでき―」
なん‐すい【軟水】🔗⭐🔉
なん‐すい【軟水】
カルシウム・マグネシウムなどの塩類をほとんど含まない水。洗濯・染色・ボイラー用水などに適する。↔硬水
なん・ずる【難ずる】🔗⭐🔉
なん・ずる【難ずる】
〔他サ変〕[文]難ず(サ変)
非難する。難癖をつける。そしる。源氏物語帚木「―・ずべきくさはひまぜぬ人は、いづくにかはあらん」。「何人も―・ずることはできない」
なん‐すれ‐ぞ【何為れぞ】🔗⭐🔉
なん‐すれ‐ぞ【何為れぞ】
(ナニスレゾの音便)どうして。法華義疏長保点「況や…何為ナスレソ長却は短時と為ること能はざらむや」
なん‐せ【何せ】🔗⭐🔉
なん‐せ【何せ】
ナニセの音便。
なん‐せい【南西】🔗⭐🔉
なん‐せい【南西】
西と南との間に当たる方角。にしみなみ。西南。坤ひつじさる。
⇒なんせい‐しょとう【南西諸島】
⇒なんせいしょとう‐かいこう【南西諸島海溝】
なん‐せい【南斉】🔗⭐🔉
なん‐せい【南斉】
(北斉に対していう)中国、南北朝時代の南朝の一国。宋末、蕭道成しょうどうせいが順帝の禅譲を受けて建てた国。都は建康。7世で一族の蕭衍しょうえん(梁の武帝)に滅ぼされた。(479〜502)
⇒なんせい‐しょ【南斉書】
広辞苑 ページ 14825。