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あい【鮎】🔗🔉

あい】 アユの転。〈文明本節用集〉

あい【藍】アヰ🔗🔉

あいアヰ ①タデ科の一年草。東南アジアの原産。高さ50〜70センチメートル。イヌタデによく似て、秋に花柄を出し、紅色の小花を穂状につける。葉や茎から染料をとる。古く中国から輸入され、江戸時代には四国を中心にひろく栽培。三草の一つ。たであい。あいたで。〈新撰字鏡7〉 あい ②1からとった染料。また、それで染めた色。青より濃く、紺より淡い。あいいろ。 Munsell color system: 2PB3/5 ③〔化〕(→)インジゴに同じ。 ⇒藍植う

あい【埃】🔗🔉

あい】 埃及エジプトの略。

あい【愛】🔗🔉

あい】 ①親兄弟のいつくしみ合う心。広く、人間や生物への思いやり。万葉集5「―は子に過ぎたりといふこと無し」 ②男女間の、相手を慕う情。恋。 ③かわいがること。大切にすること。御伽草子、七草草子「己より幼きをばいとほしみ、―をなし」 ④このむこと。めでること。醒睡笑「慈照院殿、―に思し召さるる壺あり」 ⑤愛敬あいきょう。愛想あいそ。好色二代男「まねけばうなづく、笑へば―をなし」 ⑥〔仏〕愛欲。愛着あいじゃく。渇愛。強い欲望。十二因縁では第8支に位置づけられ、迷いの根源として否定的にみられる。今昔物語集2「その形、端正なるを見て、忽ちに―の心をおこして妻とせんと思ひて」 ⑦キリスト教で、神が、自らを犠牲にして、人間をあまねく限りなくいつくしむこと。→アガペー1。 ⑧愛蘭アイルランドの略。 ⇒愛に愛持つ

広辞苑 ページ 15