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にん‐めい【任命】🔗🔉

にん‐めい任命】 官職に任ずること。職務を命ずること。「大使に―する」

にん‐めん【人面】🔗🔉

にん‐めん人面⇒じんめん。「―獣心」

にん‐めん【任免】🔗🔉

にん‐めん任免】 任官と免官。任命と免職。「―権」「―黜陟ちゅっちょく

にん‐よう【任用】🔗🔉

にん‐よう任用】 職務に任じて採用すること。役目を与えて働かせること。「本官に―する」「―試験」

にん‐よう【妊孕】🔗🔉

にん‐よう妊孕】 みごもること。妊娠。

にん‐よう【認容】🔗🔉

にん‐よう認容】 みとめゆるすこと。容認。

にん‐りょう【任料】‥レウ🔗🔉

にん‐りょう任料‥レウ 官位を得るために出す金銭。

にん‐りょく【妊力】🔗🔉

にん‐りょく妊力】 みごもる力。妊娠可能の体力。 ○人を見て法を説くにんをみてほうをとく (釈尊は相手の能力や性質に応じた話し方で真理を説いたということから)相手にふさわしい働きかけをすることのたとえ。ひとを見て法を説く。 ⇒にん【人】

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①舌尖を前硬口蓋に触れて発する鼻子音〔n〕と母音〔u〕との結合した音節。〔nu〕 ②平仮名「ぬ」は「奴」の草体。片仮名「ヌ」は「奴」の旁つくり

ぬ【沼】🔗🔉

(→)「ぬま」に同じ。他の語に付いて複合語を作る。万葉集2「埴安はにやすの池の堤のこもり―の」

ぬ【野】🔗🔉

】 ①(ノの母音交代したもの)上代語、特に東国方言で、野。万葉集20「千葉の―の児手柏このてがしわの」 ②「野」の意味に用いた万葉仮名「努」「怒」などを、江戸時代の国学者がヌと誤って訓んだことから作られた語。

ぬ【瓊】🔗🔉

】 (「に」の原形)たま(玉)。神代紀「天之―矛」

ぬ【寝・寐】🔗🔉

寝・寐】 〔自下二〕 ⇒ねる(下一)

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〔助動〕 ➊(活用はナ変型。活用語の連用形に接続する。[活用]な/に/ぬ/ぬる/ぬれ/ね)「去ぬ」からとする説が有力視される。動作・作用が、話し手など当事者の意図と関わらず自然的・無作為的に成り立ったことを表し、作為的・意志的に成り立ったことを表す「つ」と区別がある。室町時代以後の口語ではすたれた。→たり。 ①話し手がしようとしたのではなく、動作・作用が自然と推移し、完了することを表す。…してしまう。…してしまった。…した。万葉集2「大船の泊つるとまりのたゆたひに物思ひ痩せぬ人の子故に」。万葉集3「何処にか我が宿りせむ高島の勝野の原にこの日暮れなば」。万葉集5「うちなびき臥こやしぬれ言はむすべせむすべ知らに」。古今和歌集「いざ今日は春の山辺にまじりなむ暮れなばなげの花のかげかは」。天稚彦物語「つめきり刀にて、やすく斬れぬ」 ②(文末に用い)そうなることへの警戒を相手に喚起する。…なってしまう。伊勢物語「はや舟に乗れ、日も暮れぬ」 ③推量の語と共に使われ、確かにそうなると推量の意を強める。確かに…。きっと…。万葉集1「いざ子ども早く大和へ大伴の御津の浜松待ち恋ひぬらむ」。万葉集5「妹が見しあふちの花は散りぬべし我が泣く涙いまだ乾なくに」。万葉集12「よそのみに見つつや君を恋ひわたりなむ」。源氏物語桐壺「はかなき心地に煩ひてまかでなむとし給ふを」 ④(終止形だけの用法)対照的な動作を並列的に述べる。…したり…したり。平家物語11「浮きぬ沈みぬ揺られければ」 ➋(活用は特殊型。活用語の未然形に接続する。[活用]○/ず/ぬ/ぬ/ね/○)文語の打消の助動詞「ず」の連体形が口語の終止形・連体形に用いられるようになった語。ンと転じても用いる。室町時代以降、口語の否定の助動詞としては、三河国以東は「ない」、尾張国以西は「ぬ(ん)」を用いた(東西方言の大きい相違の一つ)。標準語では、連体形「ぬ」が文章語に用いられたり、成語中に現れたりする。仮名草子、伊曾保「いやそれに及ばぬ、そちはただ来ても大事も無いぞ」。狂言、狐塚「このやうな満足なことはござらぬ」。「許せぬ行為だ」「いやだと言わんばかりの顔つき」

広辞苑 ページ 15133