複数辞典一括検索+

ヌクレオソーム【nucleosome】🔗🔉

ヌクレオソームnucleosome】 細胞の核蛋白質構造体で、染色質(クロマチン)の基本構成単位。ヒストンの核(コア)の周囲にDNAが巻きついた構造で、これが数珠状に連なって染色質をつくる。

ヌクレオチド【nucleotide】🔗🔉

ヌクレオチドnucleotide】 ヌクレオシドの糖の部分に燐酸基が結合した化合物の総称。生体の重要な構成物質の一つ。核酸はその巨大な重合体(ポリヌクレオチド)であり、また補酵素の構成成分になることも多い。

ぬく‐わか【温若】🔗🔉

ぬく‐わか温若】 愚かな若者。愚鈍で親の資財を受け継ぐ者をののしっていう語。浄瑠璃、傾城島原蛙合戦「なまぬるい―」

ぬけ【抜け・脱け】🔗🔉

ぬけ抜け・脱け】 ①ぬけること。もれること。「名簿に―がある」 ②知恵の足りないこと。 ③「ぬけぐち」の略。 ④俳諧で、主題を句の表面に表さないで、暗にそれをほのめかす技法。ぬけがら。ぬき。

ぬけ‐あが・る【抜け上がる】🔗🔉

ぬけ‐あが・る抜け上がる】 〔自五〕 ①高く抜け出る。鴉鷺合戦物語「色白く頸の骨―・りて」 ②頭髪の生えぎわが額ひたいの上方に上がる。はげ上がる。「額が―・る」

ぬけ‐あきない【抜け商い】‥アキナヒ🔗🔉

ぬけ‐あきない抜け商い‥アキナヒ 規則を犯し、または仲間を出し抜いて、ひそかに商売をすること。密売買。→抜け荷

ぬけ‐あし【抜け足】🔗🔉

ぬけ‐あし抜け足(→)「抜き足」に同じ。

ぬけ‐あな【抜け穴】🔗🔉

ぬけ‐あな抜け穴】 ①通り抜けられる穴。 ②ひそかにのがれ出るための穴。転じて、うまく逃れる手段。「法律の―」

ぬけ‐い・ず【抜け出づ】‥イヅ🔗🔉

ぬけ‐い・ず抜け出づ‥イヅ 〔自下二〕 ①抜けて出る。離れて出る。狂言、成上り「太刀…おのれと―・でて」 ②のがれ出る。ひそかに出る。浄瑠璃、女殺油地獄「此の世の果報の付き時と内を―・で一散に、足に任せて」 ③高くあらわれ出る。神代紀「葦牙あしかびの―・でたるが如し」 ④他よりすぐれる。ぬきんでる。源氏物語賢木「世に―・でぬる人の御あたりは」

広辞苑 ページ 15156