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ぬけさく【抜作】🔗🔉

ぬけさく抜作】 遅鈍な人、まぬけな者をあざけって、人名めかしていう語。

ぬけ‐ざけ【抜け酒】🔗🔉

ぬけ‐ざけ抜け酒】 脱税の密造酒。

ぬけ‐さんぐう【抜け参宮】🔗🔉

ぬけ‐さんぐう抜け参宮(→)「抜け参り」に同じ。

ぬけ‐じ【脱け字】🔗🔉

ぬけ‐じ脱け字】 書き落とした文字。だつじ。

ぬけ‐じ【脱痔】‥ヂ🔗🔉

ぬけ‐じ脱痔‥ヂ 直腸脱。脱肛。じぬけ。

ぬけ‐しゅう【抜衆】🔗🔉

ぬけ‐しゅう抜衆】 ①他よりぬけ出てすぐれている人。 ②まぬけ。ぬけさく。

ぬけ‐す【抜巣】🔗🔉

ぬけ‐す抜巣】 空家あきやの隠語。

ぬけ‐そ【抜けそ】🔗🔉

ぬけ‐そ抜けそ】 「抜けそけ」の略。

ぬけ‐そけ【抜けそけ】🔗🔉

ぬけ‐そけ抜けそけ】 人に気づかれないようにその場を抜け出ること。だまって中座すること。また、夜逃げ。浄瑠璃、仮名手本忠臣蔵「どうでこの内を―するのかして」

ぬけ‐だ・す【抜け出す・脱け出す】🔗🔉

ぬけ‐だ・す抜け出す・脱け出す】 〔自五〕 ①ぬけて出る。そっと逃げ出す。「会議を―・す」「混戦から―・す」 ②ぬけはじめる。

ぬけ・でる【抜け出る】🔗🔉

ぬけ・でる抜け出る】 〔自下一〕 ①中から抜けて出る。離れて出る。「刀身が―・でる」 ②高くあらわれ出る。「周囲から―・でたビル」 ③他よりすぐれる。ぬきんでる。「―・でた逸材」 ④(「脱け出る」とも)ひそかにのがれ出る。ある悪い状況を離れて出る。「家を―・でて会いに行く」「長い混迷から―・でる」

ぬけ‐に【抜け荷】🔗🔉

ぬけ‐に抜け荷】 江戸時代、禁を犯して密貿易すること。またその荷物。抜け買。抜け売。ぬきに。

ぬけ‐ぬけ【抜け抜け】🔗🔉

ぬけ‐ぬけ抜け抜け】 ①次第に列を離れてゆくさま。ひそかに逃れ出るさま。太平記6「さきがけの兵共、―に赤坂の城へ向かつて」 ②巧みに言いぬけをするさま。また、知って知らない風をするさま。しらじらしいさま。あつかましいことを平気でするさま。浄瑠璃、鑓の権三重帷子「侍の、―とよう嘘をつかしやんす」。「―としらを切る」 ③愚鈍で他にあざむかれるさま。沙石集5「虬きく、―として帰りぬ」

ぬけ‐ば【抜け歯】🔗🔉

ぬけ‐ば抜け歯】 抜け落ちた歯。また、ところどころが抜け欠けた歯ならび。

広辞苑 ページ 15158