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いわ‐はな【岩鼻・岩端】イハ‥🔗🔉

いわ‐はな岩鼻・岩端イハ‥ 岩の突端。岩の突き出た部分。去来抄「―やここにも一人月の客」(去来)

いわ‐びと【家人】イハ‥🔗🔉

いわ‐びと家人イハ‥ (上代東国方言)(→)「いへびと」に同じ。万葉集20「―の我を見送ると立たりし如もころ

いわ‐ひば【岩桧葉・巻柏】イハ‥🔗🔉

いわ‐ひば岩桧葉・巻柏イハ‥ イワヒバ科のシダ植物。西日本や小笠原諸島などの山地の岩上に生える。常緑で、枝は多数茎頂に束生、細小の鱗状葉を密生。小枝の先に胞子穂を出す。葉は湿気あればひろがり、乾けば巻縮。盆栽として栽培し、園芸品種も多い。イワマツ。 いわひば

いわ‐ひばり【岩雲雀・岩鷚】イハ‥🔗🔉

いわ‐ひばり岩雲雀・岩鷚イハ‥ スズメ目イワヒバリ科の鳥。大きさはヒバリぐらい。体は灰褐色で、背には黒褐色の縦斑があり、喉・翼には白色部がある。高山帯の岩上にすみ、ヒバリに似て美声であるが、ヒバリとは科が別。ヨーロッパ・アジアの高山・亜高山帯に分布、日本では本州中部〜北部の高山の岩場にすむ。夏は昆虫、秋冬は種子を食べる。オヤマスズメ。 いわひばり イワヒバリ 提供:OPO →鳴声 提供:NHKサービスセンター

いわ‐ぶえ【石笛・岩笛・磐笛】イハ‥🔗🔉

いわ‐ぶえ石笛・岩笛・磐笛イハ‥ 石製の笛の総称。多くこぶし大の球形に近いもの。横笛・縦笛もある。縄文時代の遺跡からも出土。天磐笛あめのいわぶえ

いわふじ【岩藤】イハフヂ🔗🔉

いわふじ岩藤イハフヂ ①浄瑠璃「加賀見山旧錦絵かがみやまこきょうのにしきえ」中の人物。老臣大杉源蔵と結託して主家横領を企む奸悪な足利家の局つぼね。幼主殺害を探知した中老尾上おのえを辱めて自刃させるが、尾上の婢お初に討たれる。 →文献資料[加賀見山旧錦絵(草履打の段)] ②1の役に使われる文楽人形の首かしらの名。敵役の老け女形で、「伽羅先代萩めいぼくせんだいはぎ」の敵役八汐やしおなどにも用いる。八汐。

広辞苑 ページ 1527