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ねんこう‐じょれつ【年功序列】🔗🔉

ねんこう‐じょれつ年功序列】 年齢や勤続年数の多少によって地位の上下をつけること。これを算定基礎とする賃金体系を年功序列型賃金という。 ⇒ねん‐こう【年功】

ねんこう‐ぶん【拈香文】‥カウ‥🔗🔉

ねんこう‐ぶん拈香文‥カウ‥ (拈香後、読むからいう)禅宗で、僧が死者に対して哀悼の意を表して朗読する文。 ⇒ねん‐こう【拈香】

ねんごろ【懇ろ】🔗🔉

ねんごろ懇ろ】 (ネモコロの転) ①まごころでするさま。心づかいのこまやかなさま。親切。丁寧。伊勢物語「狩は―にもせで」。「―な言葉」「―にもてなす」 ②念入りにするさま。詳細。狂言、土産の鏡「この鏡の仔細を―に承りてござる」。「―に作る」 ③互いに親しみあうさま。懇意。伊勢物語「―にあひかたらひける友だちのもとに」。「昔から―だ」「―に付き合う」 ④男女がひそかに情を通じること。また、情交のある関係。男色関係にもいう。浄瑠璃、堀川波鼓「鼓の師匠源右衛門と―してござらぬかと」。「―になる」 ⇒ねんごろ‐あい【懇ろ合ひ】 ⇒ねんごろ‐ぶん【懇ろ分】

ねんごろ‐あい【懇ろ合ひ】‥アヒ🔗🔉

ねんごろ‐あい懇ろ合ひ‥アヒ 互いに親しい間柄であること。浄瑠璃、心中刃は氷の朔日「小かんがいとしがる人と言うて互ひの―」 ⇒ねんごろ【懇ろ】

ねんごろ‐が・る【懇ろがる】🔗🔉

ねんごろ‐が・る懇ろがる】 〔自四〕 親しみなれる。ねんごろな様子をする。源氏物語横笛「この宮に心かけきこえ給ひて、かく―・りきこえ給ふぞ」

ねんごろ‐き・る【懇ろ切る】🔗🔉

ねんごろ‐き・る懇ろ切る】 〔自四〕 男女の関係を断つ。縁を切る。浄瑠璃、用明天皇職人鑑「おのれは傾城なれば飽いた時は―・る」

ねんごろ‐ぶん【懇ろ分】🔗🔉

ねんごろ‐ぶん懇ろ分】 ねんごろな関係にある人。特に、衆道の兄弟分。男色大鑑「役者仲間に―を求め」 ⇒ねんごろ【懇ろ】

ねん‐こん【念根】🔗🔉

ねん‐こん念根】 〔仏〕五根の一つ。正法を記憶して常に忘れないこと。

広辞苑 ページ 15304