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の‐つご【野つご】🔗🔉

の‐つご野つご】 四国地方で、夜道を通る人や牛馬に憑いて歩けなくするという妖怪。赤子の声や「ぎゃあっ」という声を出す。牛馬供養や無縁仏供養をすると出なくなるなどという。

のっ‐こし【乗っ越し】🔗🔉

のっ‐こし乗っ越し】 一方の谷から反対側の谷に越えられる山稜の鞍部。峠とうげ

のっ‐こみ【乗っ込み】🔗🔉

のっ‐こみ乗っ込み】 (ノリコミの音便)魚が産卵準備のため深場から浅い所へと移動を開始すること。「乗込鮒」は〈[季]春〉。

のっさ‐のっさ🔗🔉

のっさ‐のっさ (ノサノサの促音化)ゆるくおおまたに歩み出るさま。浄瑠璃、曾我会稽山「―仮屋の歩み、ぐわつたぐわつたと踏み鳴らして」

のっし‐のっし🔗🔉

のっし‐のっし ノシノシの促音化。

のっしり🔗🔉

のっしり ずっしりと重みのあるさま。ゆるやかでこせつかないさま。浄瑠璃、浦島年代記「田地持ちとて―と、身に備はりし焙烙ほうろく頭巾」

のっ‐す【衲子】🔗🔉

のっ‐す衲子⇒のうす

のつ‐そつ🔗🔉

のつ‐そつ (→)「のっつそっつ」に同じ。夏目漱石、門「御米は依然として―床の中で動いていた」

のっそ‐のっそ🔗🔉

のっそ‐のっそ ノソノソの促音化。

のっそり🔗🔉

のっそり 動きが鈍重なさま。「部屋から―出てくる」

のったり🔗🔉

のったり ノタリの促音化。

ノッチ【notch】🔗🔉

ノッチnotch】 ①刻み目。目盛。 ②(→)切欠きりか。 ③抵抗器の抵抗値の切換え接点。 ⇒ノッチ‐ラペル

の‐づち【野土】🔗🔉

の‐づち野土】 腐敗した植物を含んだ肥沃な黒い土。腐植土。

の‐づち【野槌】🔗🔉

の‐づち野槌】 ①(「野つ霊」の意)野の神。 ②蠍さそりまたは蝮まむしの類か。〈新撰字鏡8〉 ③一種の妖怪。沙石集5「―といふは常にもなきけだものなり…形大にして、目鼻手足もなくして、只口ばかりあるものの、人を取りて食ふといへり」 ④胴が太く短く、蛇のような形をしている想像上の動物。つちのこ。

ノッチ‐ラペル🔗🔉

ノッチ‐ラペル (notched lapel)(V字形の刻み目ができることから)テーラード‐カラーで、ラペルの先が水平より下がっているもの。ノッチド‐カラー。菱襟。 ⇒ノッチ【notch】

広辞苑 ページ 15413