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はや‐しお【早潮】‥シホ🔗🔉

はや‐しお早潮‥シホ さしひきのはやい潮。為尹ためただ千首「―の春の霞の流れ江に」

はやし‐かた【囃子方】🔗🔉

はやし‐かた囃子方】 囃子を担当する人。能では笛方・小鼓方・大鼓おおつづみ方・太鼓方の4役。歌舞伎ではほかに陰かげの囃子で大太鼓や本釣鐘も打つ。お囃子。 ⇒はやし【囃し・囃子】

はやし‐がほう【林鵞峰】🔗🔉

はやし‐がほう林鵞峰】 江戸前期の幕府の儒官。羅山の第3子。名は恕・春勝。僧号、春斎。幕府に仕えて「本朝通鑑つがん」「華夷変態」などの編集に従事。博学で、「鵞峰全集」「日本王代一覧」など著書が多い。(1618〜1680) ⇒はやし【林】

はやし‐けんたろう【林健太郎】‥ラウ🔗🔉

はやし‐けんたろう林健太郎‥ラウ 西洋史学者。東京出身。東大卒、同教授・総長。のち参議院議員。専門はドイツ近代史。著「独逸近世史研究」「ワイマル共和国」ほか。(1913〜2004) ⇒はやし【林】

はやし‐ごと【囃子事】🔗🔉

はやし‐ごと囃子事】 能楽で、謡なしの器楽だけの部分。また、その曲。舞事まいごとのほかに、出入事曲(次第・一声・出端では・早笛など)や働事はたらきごと曲がある。→舞事⇒はやし【囃し・囃子】

はやし‐ことば【囃子詞】🔗🔉

はやし‐ことば囃子詞】 歌謡の意味に関係なく、歌詞の中や終りに入れて調子をとることば。「よさこい」「どんどん」など。 ⇒はやし【囃し・囃子】

はやしざき‐ぶんこ【林崎文庫】🔗🔉

はやしざき‐ぶんこ林崎文庫】 伊勢の内宮ないくうの文庫。林崎はその地名に因む。多くの古典籍・文書を収蔵し、明治初年に神宮司庁に移管、後に神宮文庫に統合された。→神宮文庫

はやし‐しへい【林子平】🔗🔉

はやし‐しへい林子平】 江戸中期の経世家。寛政三奇人の一人。名は友直。六無斎と号す。江戸の人。仙台に移住。長崎に遊学、海外事情に注目、海防に心を注ぎ「三国通覧図説」「海国兵談」などを著して世人を覚醒しようとしたが、幕府の忌諱にふれて蟄居。(1738〜1793)→六無斎→著作:『海国兵談』 ⇒はやし【林】

はやし‐じゅっさい【林述斎】🔗🔉

はやし‐じゅっさい林述斎】 江戸後期の幕府の儒官。名は衡たいら。美濃岩村藩主松平乗薀のりもりの3男。和漢の典籍に通暁、26歳で幕府の命により林家を継ぎ、聖堂などを管理。学徒の養成、「徳川実紀」「孝義録」等の官撰書の編集に努め、林家の中興と称された。(1768〜1841) ⇒はやし【林】

広辞苑 ページ 16074